84話. ページ30
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久しぶりにみる、まふくんとそらるさんの姿は全然変わってなくて。
あ、変わったって言うならまふくんが積極的になったこと。
前とかはずっと誰かの影に隠れてたり、あんなに自己主張なんでできなかった。
成長したんだなぁ..としみじみ思う。←
天「..A...」
そう微かに聞こえる彼の声は私名前呼ぶ。
でも、私の声は届かない。
この声を届けるには___
そうだ、強く、強く祈ればいい。
どうか..私の祈りが届きますように___
『...どうか、私に奇跡を起こさせて下さい..』
そう目をつむり、心から祈った。
そのつもり。
だけど、何も起こらない。
なにも、なにも。
もう、私は彼に声をかけることすらままらないのか。
なんで、なんで___
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「まあね？あなたの願いを叶えてあげたかわりの代償だからね？このくらいまだまだ」
『...死神..さん...』
「あ？覚えてくれたんだ？うれしい〜」
それは、いつか、会って話したことのある女性だった。
相変わらずのテンション、話し方、容姿にどこか安心感があった。
『..お願い』
「ん？どうしたの？元気ないね？」
『..翔太と、私を...』
「え？そしたらもう側にいることできなくなっちゃうよ？」
『..いいの。だから、お願い...』
「...分かった。願い届けたり、っと」
そして、また、優しく私の唇に口付けを落とす。
すると、彼女はにやっと笑って手を振った。
「多分ここで私とバイバイだね〜」
『..え？なんで...』
「ま、そこは伏せといて。ほら、もう行くよ」
周りの景色が光へと変わる。
その光と同化して彼女の姿が薄れていく。
「じゃあ、今日の12時まで。いってらっしゃい、シンデレラ」
その声にキーンと頭が鳴る。
ああ、この声は。
『...×××...』
「..幸せになって、A」
彼女の微笑みを最後に視界に捉えると、ふと意識が無くなった。
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真歩 - 涙が止まりません。 本当によかったです。 次の作品も頑張ってください。 応援してます。 (2015年10月8日 22時) (
レス) id: 01a2c26e2b (このIDを非表示/違反報告)
☆凛々☆(プロフ) - もう泣きまくりです・・・。本当に良かったです・・・！ (2015年8月6日 19時) (レス) id: 1301447d91 (このIDを非表示/違反報告)
みーたさそ - 涙がっ、涙が止まりません…。私達に感動をありがとうございます！七星さん！ (2015年4月8日 15時) (レス) id: 2f5b603178 (このIDを非表示/違反報告)
カルガモちゃん(プロフ) - もうすっごく泣きました！！涙止まらないですｗｗ終わり方がすごくよかったです！ (2015年3月25日 20時) (レス) id: 7f31314282 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 明久(仮)@保留荘在住さん» ありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しいです…！ (2015年2月28日 11時) (レス) id: e5d0af4b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星 | 作成日時：2014年1月20日 16時
