77話.天月side ページ22
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ぱっと視界が明るくなる。
見慣れた天井の色と、そして、はしやんの顔
は「翔太！翔太！」
『..お、俺..』
ア「いきなり倒れたんだよ。風邪かなぁって思ったんだけど違うっぽいし...大丈夫？」
『そ、うだったんだ..だ、大丈夫』
俺はむくりと起き上がるり、ふらふらしながら立ち上がる。
はしやんに支えてもらって。
彼女はAを知っていた。知り合いなのか、と疑問文が脳に浮かんでは記憶に刻まれていく。
でも、彼女__『死神ちゃん』はAの名前、そして俺の名前ですら知っていた。それも本名で。
そして、今までずっと疑っていた“Aの存在”を確認できた訳で。
これで一応、“歌詞太郎の証言”が成立してしまった。
『..修平』
は「座る？座るか」
そう言ってゆっくりとしゃがみ、俺を座らせる。
この事を話すべきだろうか。いや、話そう。
『..A..』
ア「..Aがどうかした？」
『..生きてる』
その言葉に驚いたのか、二人はぎょっとした顔でお互いを見合ったあと、口を開いた。
ア「..何か感じた？」
『..見たんだ』
は「..何を..？」
『Aを』
それを聞いて黙り込んでしまう。そして、今見た夢の話をした。
はしやんが再び口を開く。
は「..翔太はさ、もう一度Aと話したいって思ってる？」
『..でも、あれは..現実かどうかも分からないんだ』
は「..どうだろう。知らない人物と会話、かぁ..その子はさ、お前の空想とかに登場する？」
『しねーよ。てか空想とかしない』
ア「..現場って受け止める方が..」
は「..まあ、それもそうだな。仮に現実だとしたら、Aは今、生きていることになる。そうだろ？」
ア「しかも願い事って...これは、直接ご本人様に聞いてみたいところだね。翔太を騙そうとか考えてるかもしれない..」
は「お！望、今お前いいこと言った！司を呼ぼう！」
そう言ってiPhoneを取り出し、電話をかける。すると、「すぐに行くよ」という懐かしい声。
歌詞太郎に、謝らないとなぁ..
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真歩 - 涙が止まりません。 本当によかったです。 次の作品も頑張ってください。 応援してます。 (2015年10月8日 22時) (
レス) id: 01a2c26e2b (このIDを非表示/違反報告)
☆凛々☆(プロフ) - もう泣きまくりです・・・。本当に良かったです・・・！ (2015年8月6日 19時) (レス) id: 1301447d91 (このIDを非表示/違反報告)
みーたさそ - 涙がっ、涙が止まりません…。私達に感動をありがとうございます！七星さん！ (2015年4月8日 15時) (レス) id: 2f5b603178 (このIDを非表示/違反報告)
カルガモちゃん(プロフ) - もうすっごく泣きました！！涙止まらないですｗｗ終わり方がすごくよかったです！ (2015年3月25日 20時) (レス) id: 7f31314282 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 明久(仮)@保留荘在住さん» ありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しいです…！ (2015年2月28日 11時) (レス) id: e5d0af4b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星 | 作成日時：2014年1月20日 16時
