拾捌 ページ20
Aは翌日に里を出た。
任務のため、長居はできない。
帰り際に鋼鐵塚に会おうとしたが、見つからず(探す時間が僅かだった)そのまま里を出ることとなった。
目隠しをされ、耳を塞がれ、Aはおぶられて里を出た。
帰ると蝶屋敷の三人、そしてそこに居合わせた甘露寺に質問攻めをされた。
A自身も昨夜感じたトクトクと脈が流れるのが直に伝わる感じをはなしたかった。
「脈が直に伝わる感じ……?」
「はい、こう、なんといいますか……
心臓が……いえ、心臓のあたりがどくどくと脈立つ感じ……」
「Aさんそれって〜!」
「恋では……?」
「え」
「えっ!?誰!?誰なの!?」
「こ、こい」
恋という単語は自分とは無関係だと思っていたA。
何故なら今までそういったことが無かったからだ。
幼少の頃から医学を教えられ、遊ぶのは家族のみ。
ぶわ、と顔に熱が集まるのを感じたAはその場から逃げ出した。
「あっAちゃ〜〜ん!!!誰々〜〜!!??」
Aが誰を好きなのか気になった甘露寺はAの後を追いかけた。
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五十土(プロフ) - NANAさん» ありがとうございます!ドキドキできるような感じを目指しているのでとても嬉しいです^ ^頑張ります! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 牙さん» 鋼鐵塚さん可愛いですよねわかります!癒されてくれてありがとうございます(?) (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます!更新しましたのでまたお楽しみください! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
NANA - こんなに素敵な作品に出会ったのが久しぶりすぎて...ドキドキ止まりません...更新頑張ってください!! (2019年11月20日 16時) (レス) id: 714d999e70 (このIDを非表示/違反報告)
牙(プロフ) - 最近鋼鐵塚さんが可愛く見えて仕方ないので、この小説を読んでると癒されます!更新待ってます!! (2019年11月16日 1時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五十土 | 作成日時:2019年5月2日 22時