検索窓
今日:24 hit、昨日:123 hit、合計:179,322 hit

弐拾捌 ページ30

数日後、Aは甘露寺と刀鍛冶の里に行くことになった。

甘露寺の刀の新調、そしてAにはしばらくの間里を常駐し警護するように、との命令が出た。

「さぁさぁさぁAちゃん行くよー!!!!!」

「甘露寺さん、待ってください」

「もう、早く早く!」

「甘露寺さんは常駐ではないですが私は常駐命令出てるので荷物が少し多いんですよ。待ってください」

「早くー!」

甘露寺はAが好いた者を見ることを楽しみにしていた。
きっと刀鍛冶だから腕力があるんだろうな、どんな声色をしていらっしゃるのだろうか。
そんなことを考えていた。









隠達に背負われ着いた刀鍛冶の里。常駐の仕事は警備が主である。

「甘露寺さん、私はここから鉄珍様に会ってきますので、では」

「あ!私も鉄珍様に会うから一緒に行こう!」

「は、はい」

甘露寺はいつも大胆だ。しかし、今日は何か違うとAはかすかに感じていた。

里の長、鉄珍に挨拶を済ませると、Aは常駐の仕事に就いた。




Aが出ていった後、

「鉄珍様、あの子」

「蛍が好いとる子やろ」

「えっ!?」

「え?」

「ほ、ほた、蛍さんって鋼鐵塚さんですよね?」

「うん……?」

「りょ……りょおもい」

「りょおも……なんて?」

「両想いですよ鉄珍様!Aちゃんと鋼鐵塚さんは両想いなんですよ!!!キャー!!」

「そ、そないな重要なこと蛍が聞いたら卒倒するなぁ」

このように、二人は恋話で盛り上がっていたのだった。

弐拾玖→←弐拾漆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (270 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
469人がお気に入り
設定タグ:鋼鐵塚蛍 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

五十土(プロフ) - NANAさん» ありがとうございます!ドキドキできるような感じを目指しているのでとても嬉しいです^ ^頑張ります! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 牙さん» 鋼鐵塚さん可愛いですよねわかります!癒されてくれてありがとうございます(?) (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます!更新しましたのでまたお楽しみください! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
NANA - こんなに素敵な作品に出会ったのが久しぶりすぎて...ドキドキ止まりません...更新頑張ってください!! (2019年11月20日 16時) (レス) id: 714d999e70 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近鋼鐵塚さんが可愛く見えて仕方ないので、この小説を読んでると癒されます!更新待ってます!! (2019年11月16日 1時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:五十土 | 作成日時:2019年5月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。