あなたをさらいに夜がくる ２【文スト】【深夜廻】

色々感謝の番外編「誕生日」 ページ14

個人的に本編が熱いなと思ってるのですが、
ちょっと失礼して‥‥

色々と衝撃的な数日間でした

お気に入り２００人超え&評価９０&作品ランキング、ユーザーランキングランクイン

感謝してもしきれません

コメントも本当に嬉しいですそれこそ狂喜乱舞しそうになる位には←

それらへの感謝と、あと私自身が今日誕生日なので、番外編を書きたいと思います

夢主ちゃんの誕生日が過ぎていた事に気づく
夏姉さんのお話


※時間軸は気にしないで下さい


それではどうぞ！

＿＿＿＿＿



昼下がりのうずまき



厨房で新しいデザートを思案していると、
大きな足音がして


夏姉が駆け込んで来た




「ちょっとAちゃん！！」



『‥‥？ どうしたの夏姉』


「誕生日過ぎてるってほんと！？」


物凄い形相で肩をガシッと掴まれた



『え、と。それをどこで？』


「さっき賢治君が教えてくれたの！」


夏姉がいうには、先程お店に来た宮沢さんと
少し話していた時に、
「Aさんの誕生日って
もう過ぎちゃったんですよね？」
と言われたのだという



そういえば２日くらい前に宮沢さんと世間話
した時、誕生日の話をしたような



『まぁ、そうですね。私の誕生日は
２月４日です』

「もーー！なんで言わなかったの！？」

『え‥‥必要なかったので』


そう言うと、「全く貴方って子は！」と夏姉に
こめかみをぐりぐりされる


痛い痛いめっちゃ痛い



ぷんぷんと怒って出ていってしまう夏姉を
私は涙目で見送った


＿＿＿＿＿＿
＿＿翌日


一応バイトの日ではないのだが、昨日思案していたデザートを試作するため、うずまきに来ていた



すると


うずまきの扉が開き、そこから顔を覗かせた
人達


『！ ナオミさん、泉さん』


「うふ、お邪魔しますわ」

「(ペコリ)」


後ろ手で何かを隠しながら入ってくる二人


『いらっしゃいませ！え、と。私今日は一応
休みなんですけど‥‥』


「今日は別件で来たから大丈夫ですのよ」


『‥‥‥？』


二人は、隠していた物を前に出す


『！ わあっ』

色とりどりの美しいブーケ



「「お誕生日おめでとう」」


『えっ‥‥』


言葉を失う私


「先日賢治さんからお聞きしましたのよ

本当は当日にお祝いしたかったですわ」


「‥‥これ」



泉さんが差し出して来たのは、ビーズの兎の
マスコット


「二人で選んだんですのよ！」

「‥‥気に入ってくれると、嬉しい」


それを見て、甦る記憶があった

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