魔王退治とかひょいひょいって終わらそーよ【殺せんせーQ！】 (ページ7)

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Q1.-7 ページ7

こうして

混乱の中私達は魔王の授業を受けることになったのだった

すると魔王が外へ冒険に出てみましょうと授業を開始した

「今日君たちには宿敵スライムを退治してもらいます」

私以外のみんなはスライムを倒すことが出来ない

ちなみにだが、私も剣ではスライムを倒すことは出来ない

魔法の威力に頼りすぎていたのかも

魔王は話を続ける

「スライムすら倒せない…。そんな思い込み、その呪縛から解放されれば君たちは戦士として１つ上に進めるでしょう」

この魔王(先生)は私たちを暗闇から救ってくれるのかもと淡い期待を抱きながらスライムがいる辺りまでやってきた

「この辺りのスライムは君たちを狩りまくって調子に乗ってるそうです。懲らしめてやりましょう。」

魔王がそんなこと言ってもいいのかと内心突っ込むが渚が大声を出すからびっくりして正面を見る

「あっ、あれ！！？？」

指差す先にはスライム…？が

「間違いない！」「スライムだ！」

と声が上がる

モンスターが現れると同時に表記が出てきた

[ナオト・インティライムがあらわれた]

「「「『(めちゃくちゃ調子乗ってるー！！！！)』」」」

『横文字に改名してるよ！！！！このスライム！！！！』

するとスライムが口を開く

「オレと戦いたいって君たち…」

「ちゃんとアポとったの？」

『なんなんだよこいつ！！！！』

「想像以上に調子に乗ってるぞあいつ！！！」

前原と顔を見合わせて突っ込む

なんなんだよ…！！

このスライムはいかにもナオト★インティライミ(隠れていない)のような格好をしていて、さらにはサングラスまで掛けている

『魔王！！アイツちょーむかつくわ！！！』

「そうですねぇ、明城さん。では皆さん、さっそくあのモンスターを血祭りにあげましょう」

だから魔王がそんなこといってry

あっれ…おかしいな。私ボケ担当のはずなのに…と考えていると渚が

「先生！」

「…僕、殺ってみます！！」

後ろ姿がいつもの渚では無くて、良い殺意に溢れた、強くたくましい渚に見えた

E組であることに諦めていた私たちが初めて前向きになっている気がする

それはずっと悪い意味で特別扱いされてた私たちが初めて良い意味で先生(魔王)に特別だと言って貰えたからなのだろう

ここで頑張れば私たち、は変われると確信出来た

すると渚が光に包み込まれた

…なんだ！！？？

次回渚君があんなことに！！お楽しみに！！((