魔王退治とかひょいひょいって終わらそーよ【殺せんせーQ！】 (ページ5)

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Q1.-5 ページ5

朝起きると

昨日大切な夢を見た気もするな…なんだっけな…思い出せない…

と完全に覚えておかなきゃいけなさそうな夢をド忘れした

夕飯がハンバーグ、と好物だったから仕方ない(？)

プラマイゼロだろ(？)と考えながら登校中の明城Aです

教室に着くと、何か騒がしかった

うーん？遅刻はしてないはずだぞ…？

『おはぽよー』

といつも通り教室に入ると目の前には見たことがない男の人が

『…新しい担任？』

そう呟くと倉橋ちゃんがぼそっと教えてくれた

担任では無くて、宮廷騎士長の烏間さんだそうだ

「明城さんだったな、ひとまず席に着いてくれ」

はーいとあくびをしながら席へ着く

すると烏間さんは重たそうな口を開いた

「今日は君たちにお願いがあって来た」

…お願い…？

みんな疑問に思う

がおかまいなしに烏間さんは話を続ける

「コイツのことはみんな知っていると思うが…」

と黄色の触手を生やした、タコみたいな怪物を指差した烏間さん

「人類の敵、魔王だ」

「どうもはじめまして魔王です」

「「「(！！？)」」」

いや誰だよ

周りからは烏間さんの発言へのツッコミでは無く、魔王への印象をひそひそ話す声が聞こえた

私こんな怪物のこと知らないよ

なんて烏間さんにつっこんでいると、話が進んでいた

どうやらこの魔王は『すばやさ』が『規定外の事象(バグ)』が起こっているらしい

そしてこの怪物を私たちに殺してほしいとの事だった

…いや無理だろ()

「僕らスライムにも負けるんですよ」

「スライムも二度見してたよね」

と落ちこぼれだから諦めて他あたってくださいとみんなの雰囲気が漏れた

すると烏間さんと魔王が驚くべきことを発した