【歌い手】そらるさん！【そらる】

私とアホとそらるさんと#3 ページ13

ふわふわした気持ちでいると





ピンポーン





と機械音



インターホンが鳴ったと同時に私のふわふわした気持ちは飛んでいき



さかたんも玄関の方へ飛んでいった←



さかたんがいないということはそらるさんと二人きりということになる




うっわぁああ…



どうしよう…



もう今にもそらるさんの匂いを嗅ぎまくりたい



そう思っていると




何かを感知したそらるさんは私から距離をとった




ツンデレなのかなっ！



とあえて思っておく



私のポジティブ精神誰か褒めて((


と一人で百面相をしていると




「ムッ、ムニア？何百面相してんの」




とイケボが炸裂



あぁ。いけぼ。どうしてそんなにいけぼなの。



好きだなぁと改めて実感する




さかたんが主役のはずなのに



私はそらるさんしか見えてません




今はこのままでいいと何度も思った




だけどやっぱり貴方の隣に私じゃない女の人がいると胸がズキズキするんだ




おかしいな



こんなこと思っちゃいけないのに



彼女でもないのに



私は妬いている



あぁ、醜いな



こんな女振り向いてくれる筈がないんだ



そう思っていると



私の頭の上に誰かの手が



今は私とそらるさんしかいない



ということは…



そらるさんの手が頭の上に乗っているんだ



『そらるさ…？』



きっと今私はひどい顔をしていると思う




だけどそらるさんは優しくほほえんで私の目をじっと見つめて








「俺がいるよ」






と呟いた



そらるさんが口を開こうとすると




ドタドタと走る音



バァアアアンとドアが開き、



「そらるさん！僕もさかたんの誕生日祝いますよ！なんで誘ってくれなかったんですか〜！」

「俺は今仕事終わったとこ」

「ムニア一人じゃ心配ぃい！男ばっかやで！？」



まふくん、うらたさん、96ちゃんが来たんだ



ケーキですよぉおお！！と元気なまふくん



いやったぁあああ！！とさかたん




その光景を見て私とそらるさんは笑いあった




ズキズキした気持ちは飛んでいき、みんなといると幸せだなという気持ちが込み上げてきた





こんな日々が毎日続いてくださいと星が煌めく(きらめく)空にお願いをした



『さかたん』



「ん！？」




ケーキを口いっぱいに入れたさかたんがこちらを向く



『お誕生日おめでとう』




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更新遅くなってしまい申し訳ないです

番外編が続きます

よろしくお願いします

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