episode.41☼ ページ41
side 名前
佐「あ！みんな発見ー！」
辰哉の試合の日当日
会場にはたくさんの人が
まだバスケ部は来てないみたいだけど
照も阿部ちゃんも、涼太もとっくに着いていた
「遅くなっちゃったー、ごめんね、」
佐「名前がさー、納得いかないって何回もヘアアレンジやり直すの！」
「もー、そゆことは言わないで！」
だって辰哉に会うんだもん
とびきり可愛い私でいたいし
阿「名前ほんと綺麗になったね！」
「阿部ちゃんに言われると嬉しすぎる！」
岩「え、俺も思ってたし」
「はいはい」
岩「冷た笑」
照とはあれ以来特に何も無く
中学校の頃のように普通に接していた
「涼太、知らない人ばっかりだけど大丈夫？」
宮「うん。阿部さんも岩本さんもすごくいい人でさ、いっぱい話せたから大丈夫」
「そっか！」
みんなで入口近くでバスケ部が来るのを待っていると
少し遠くにバスが見えた
「来たんじゃない？」
佐「ほんとだ！なんか強そうだなぁ〜笑」
次々バスを降りてくるバスケ部の中に
探さなくても1番に辰哉を見つけた
佐「ふっかー！！！」
深「おぉ、佐久間ぁ。あれ？みんなで来てくれたの？」
阿「そーそー。佐久間に誘われて応援！」
深「まじー？笑 めっちゃ嬉しい〜」
ふっかに走って飛びつく勢いのお兄ちゃんと
それを追いかけた阿部ちゃんに辰哉をとられてしまった
岩「それ、ふっかに早く渡したら？」
照の視線の先には
私の手に握られた手作りのお守り
クッキーとかにしようと思ったけど、当日は違うかなー、って
「うん。でもさ………」
辰哉に渡せないでいる理由は
『深澤くんっ！頑張ってね！』
深「えー、ありがと〜」
『1番前で応援してるから！これ、昨日作ったの！良かったら食べてくださいっ、』
深「嬉しい〜、後で食うね？」
『やった！』
辰哉の取り巻きの女の子たち
中学校からいつもそうだった
なんなら小学生からだけど。
「私、殺されるんじゃないかなって……」
岩「あはは！笑 あの女の子たちに？笑」
「ほんと笑い事じゃない！モテるのは知ってるけどいざ目の前にするとさぁ、、」
1人や2人なんかじゃない
もう何十人って感じ
「はぁ………、」
辰哉も満更でもなさそうだし
対応も慣れてるって感じ
彼女は私だって分かってても
やっぱり不安になっちゃうんだよ
岩「今の名前も大変だけど、ふっかはもっと大変だったんだから」
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里香 - いつも楽しみにしています。流れ的に翔太くんオチかな…と読み始めから今も思ってます( ˆΟˆ )これからも頑張ってください！ (2022年3月24日 18時) (
レス) @page42 id: 856b0be645 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ギリギリのコメント失礼致します。お話の流れ的には渡辺くんかと思いますが、私は深澤くんのオチが良いな〜なんて思ってます。いつも楽しく読ませていただいております！これからも頑張ってください…！ (2022年3月20日 11時) (レス) @page34 id: b672e2b8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - コメント失礼します。いつも更新される度に楽しく読ませて頂いています。最後の落ちはしょっぴーと結ばれて欲しいな〜なんて思っています。だけど、ふっかさんのＶｅｒ．も見てみたいな〜とも思います (2022年3月20日 11時) (レス) @page34 id: 7ead7ebb1d (このIDを非表示/違反報告)
ちむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております。翔太くんと結ばれて欲しいですが、辰哉くんも気になります！ (2022年3月20日 9時) (レス) @page34 id: 41cd5f7d01 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - いつも楽しみに読ませていただいています！お話の雰囲気的に翔太くんなのかな…と思う気持ちはありますが、深澤くんと結ばれてほしいな！と思っています！ (2022年3月20日 9時) (レス) @page34 id: ce02170ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わなべ | 作成日時：2022年3月7日 6時
