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side 名前
「康二……くん…？」
向「ここで何してるんすか〜、めっちゃ泣いてるし」
「あはは、笑 ここ、どこ？」
向「俺の家の近くです。なんでここにいるんすか？」
「……あのね、お兄ちゃんと喧嘩しちゃって、、。私が悪いんだけど、家飛び出してきたんだよね、笑」
私は止まらない涙を拭きながら
自分に呆れ笑いをした
おかしい話だよね、お兄ちゃんは何も悪くないんだから
辰哉くんのことがあって、八つ当たりしてた
向「家……、帰らへんの？」
「お兄ちゃんに合わせる顔ないし、」
ほんとにどうしよう
スマホないから翔太の家にも行けないし
制服も持ってないから結局帰らないといけない
でも今は、まだ会いたくない
お兄ちゃんの辛そうな顔、見たくないよ
向「じゃあ、…俺ん家来ます？」
「え、いいの、？」
向「はい！俺大阪から1人やって、やから全然大丈夫ですっ」
今は康二くんに甘えるしかない
そう思った
制服も、明日の朝取りに行けばいい
最悪お兄ちゃんが出て行った後に帰って
遅刻していけばいい
……あー、また佳奈に卒業出来ないよって言われそう、笑
「……ほんとに？甘えてもいい？」
向「も、もちろんです！ほんなら行きましょ、もうすぐなんで！」
康二くんに続いて歩く道
ほんとヒーローだよ康二くんは
この間も照ので助けてもらったし
なんか後輩なのに申し訳ないなぁ……
向「あ、名前さんまた薄着やん」
「え…？あ、勢いで出ちゃったから笑」
康二くんに言われたらなんか寒くなってきた
体をさすって温めようとしたら
ふわっと康二くんの匂いに包まれた
向「すぐ家着くけど、あったかくしといてください？」
「へへ、笑 ありがと」
前みたいに康二くんが上着を貸してくれて
それがとっても暖かかった
体だけじゃない
心まで暖めてくれた
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ぺなち - 翔太くんいじらしい笑笑 キャラ全員かっこいい！康二くん推し！ (2022年8月5日 15時) (
レス) id: 1e62b7e17f (このIDを非表示/違反報告)
るる - やばい、面白すぎる。 (2022年8月5日 15時) (レス) @page13 id: 1e62b7e17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わなべ | 作成日時：2022年2月6日 19時
