い.じ.めの話

スクールカースト ページ1

漫画でも現実でもあるけど、クラスにスクールカーストってあるよね。
正直な話、この階級って一番下から二三番目辺りが一番辛い。

つまらない話でもへらへらわらって、王様についていくのが、兵士の役目？
私たちが穏便に過ごすために、犠牲は必要？

これが今の当たり前なの？
〜〜ーー
私は、今じゃ抜けたけど、いわゆる食物連鎖の大きく三つに分けた草食動物みたいなもの。
下からちょっと上くらいの、面倒くさいたち位置。

いつも一番上の二人のクソつまんねぇ話でへらへら笑って、
いつも一番下の一人を三人でいじめてた。
その一番下が私になるときもあった。
小刻みにパラパラ変わって、一人必ず犠牲がいる。

ここまでが小学四年生までの話。まだまだ続きはありますから、暇なときに見てください。

五年生になると、一番上の一人はクラスが別れた。
喜びが抑えられなくて、彼女がいないとき泣いて喜んだ。
もういいんだって思った。いじめられないし、いじめなくていいんだって思った。

もう一人の一番上の子と、わたしは帰り道が一緒で、一緒に帰ってきてた。
私が「やっといじめがなくなるね」というと、その子は
「私は、無くならないと思う」と言って、バイバイと足早に別れた。

その時は、別に気にかけてなかった。

そこから、その子だけが私にいじめを始めた。
中心的なのは仲間外れ。無視とか、グループにいれないとか、話してる子を連れてっちゃうとか。
私は一ヶ月くらい我慢してたけど、もう疲れきってた。


友達はみんなその子についてて、もういいやっておもった。
マンションの五階から飛び降りようと思って、靴を脱いでランドセルにのって、
遺書をランドセルにつけて、死のうと思った。

でも、死ねなかった。

怖かった。何で私が死ななきゃいけないの？って、自分で考えたことなのに思った。
家に帰ると、お母さんとお姉ちゃんとお父さんが優しい声でおかえりって言ってくれた。

死ななくてよかったなあ、って実感したよ。

そこから、お母さんたちに話して、学校に話して、その子に復讐をした。
復讐って言うか、私たちがやって、やられたものに比べればかっるい刑だけど、
先生たちに怒られてた。

私はいじめて、いじめられた子と親友になった。

その後、その子は完全に除け者でずっと一人でいた。
私は、もういじめをしないと誓ったからこそ、その子にも話しかけたんだ。
偉いっていってもらいたいのかもしれない。
誉められたいのかもしれない。

許して下さい

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