東京キラー・ラブ・サスペンス〜見せかけの虚像〜

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大我side



俺は翔太から情報をもらった後、二課の部屋へ向かった。



大我「ただいま〜」



大吾「…お帰り。遅かったな。」



タブレットを睨んでいた顔をあげ、同じ二課のメンバーの西畑大吾は顔をあげる。



大我「ごめん、ちょっと情報収集しててさ。」



大介「……もしかして、翔太のとこ行ってた？」



俺にニコニコとした笑みで聞いてくるのは、同じく二課メンバーの佐久間大介。



お菓子を頬張りながら、楽しそうに聞いてくる。



大我「うん。行ってた。情報教えてって言ったら教えてくれたよ。」



大介「おー助かる。」



大吾「……まったく。上は何考えてるんやろな。俺たちに何も教えずに情報収集しろとか舐めとんちゃう？」



大介「それな〜ｗｗ」



大我「俺らが言うことちゃんと聞かないからじゃない？結構好き勝手動いてるから。」



大吾「……確かに。それもそうやな。」



大介「俺ら、たぶん一課より好き勝手やってるもんねｗｗ」



大我「だからまぁ目を付けられちゃうのは仕方ないってことだよ。」



大吾「……変な噂たってまうのはほんま嫌やけどな。」



大介「あ〜あの変人の集まりってヤツ？？」



大吾「それや。」



大吾はため息をついて言う。



大介「ホントだよね〜俺らそんなに変じゃないと思うんだけど。」



大我「そんなこと言うさっくんが一番信用ならないから。」



大吾「確かに。」



大介「え〜？ｗｗそんなことないって！！ｗｗ」



さっくんは相変わらずのヘラヘラとした笑みで笑う。



大我「というか、大吾もあながち人の事言えないよ？」



大吾「なんでやの。」



大介「だよだよ！！」



心外だ、とでも言いたげな顔をする大吾。



大吾「それで言うと、大我も人の事言えんし！！」



大介「だねだねｗｗｗじゃ、皆人の事言えないじゃんｗｗｗ」



さっくんは面白そうに笑う。



俺もつられて笑みを零す。



大我「……結局、二課は変人なんだね。」



大吾「……変人というか、染まりきれなかった奴ら、が正解やろ。」



大介「…確かに。」



俺は、大吾の言葉に思わずうなずいた。



確かに俺は、この警察社会に染まりきれなかった。



だから、アイツを取り逃がしたんだ。





――――



京本大我

・捜査二課の刑事
・マイペース
・過去にあることを引き起こす


西畑大吾
・捜査二課の刑事
・ポーカーフェイス
・一匹狼な性格


佐久間大介

・捜査二課の刑事
・いつも笑顔
・感情が読めない

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