私、これでも夢主だぁぁぁぁ！【stxxx】

ぷろろーぐ ページ1

美琴サイド




『うわぁ。でっか。あ、でもシェアハウスだから当然か。』



かなり大きめの家の前で地図を持ち、佇むのは私、美琴。


実は私ね！今日からシェアハウスするの！




お相手はイケメン＆イケボ‥ぐへへ←



最高ですね、はい。




んー、でも私の推しの方がイケメン＆イケボなんだよなぁ‥。




ま、いいや。



私はチャイムを鳴らした。





？「はーい。何でしょうか？」
『あ‥えっと今日からシェアハウスすることになった有本ですー。』
？「えっ？！シェアハウス？そんな話聞いてない‥
ちょっとなーくん！」




あれ、どっか行った。


あ、ちなみに私の名字、有本ね。






ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ





足音が増えた。さっきのショタボくんが誰か連れてきたとか？



で、ここで一つ言っておこう。









‥声が推しにそっくりなんだが？！




え、皆すとろべりーぷりんすって知ってる？

それのるぅとくん。私の推し。



えっ。メンバーがシェアハウスしてるなんて聞いてない。

尊ッ‥()




ちょっと一旦整理しよ。



・私が推しとシェアハウスする予定だがなんか違うらしい‥
・りすなーってバレたら即追い出される説。




え。申し遅れたけど私、これでも夢主だよ？

夢小説的にそれは無いわー‥。




？「あのー、有本、さんですかね？」




インターホンの向こうからおそらくなーくんらしき声がする。




『は、はい。有本美琴、と申します。』


な「あの、シェアハウスの件ですが人違いというか‥


家違いでは？」



『へっ？』



女の子らしくない声が出た。



な「いや、その俺達シェアハウス募集に何も送ってないんで‥
それではすみません。失礼しますね。」




ﾂｰｯﾂｰｯ



切 れ た

唐突。




え、終わった。




前のマンション、もう売り払ったよ。





住むとこ無くね？







死 ん だ





これって夢小説的にアリっすか？









私、これでも夢主なのにいぃぃ！

せってー→

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