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Aside
そこから、練習はどんどん進んで、衣装が本番の1週間前に出来た。
私の最初のボロ着は、要らない布をワンピースの形にして、ほつれ等を入れたらそれらしくなりました。
ドレスは、例の白ワンピに手芸部の子がレースやら、ビーズやらを縫い付けてくれました。
マドンナちゃんから受け取った時は、凄く綺麗で息をのんだくらいです。
家に帰って鏡の前で服を当ててみると、自分でも恥ずかしいけれどちょっと見とれちゃいました(⑉´• •`⑉)
来週はいよいよ本番です...
緊張するけど、頑張りましょう!
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in本番の日
Aside
『おはようございま、す』
朝。
教室に挨拶をするけど、ガチガチに緊張してて言葉が出ないです……
いつもも小さい声が、更に小さくなってほとんど聞こえないくらい。
こんなんで本番、声出せますかねぇ...
横を見るとるぅちゃんの優しい顔。
る「A、そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ!練習通りやればいけます!僕舞台袖から見てますね」
『ありがとうございます...!』
ちょっとだけ元気が出た。
そんな所で、私は更衣室へ行こうとする。
朝早くから劇あるので。
先生から聞いたんですが、私達の劇は朝一番らしいんです...
だから全校生徒が見に来るだとか。
リハーサルも昨日終わらせましたが、やっぱり朝イチは緊張ですね。
ドタドタ
そんな時、誰かの走る音が聞こえた。
どんどん近付いて来てます...
...えっ?私のクラスの人ですか?
そして、ドアを勢いよく開けたのは
「皆。大変。」
マドンナちゃんだった。
息を切らして、余程急いでたのが分かります。
どうしたんでしょうか。
「シンデレラ、
、
王子役のモブくんが風邪で休みっていうことが分かった。」
『嘘ッ...』
マドンナちゃんの言いたいことは良く分かります。
王子役が居ないと、シンデレラは成立しない。
つまり、私達の劇は出来なくなってしまった。
誰も悪くありません。
でもやはり、練習をあれだけ詰んだので悲しいです...
教室に、暗い雰囲気が漂う。
「じゃ、じゃあ...シンデレラ、私達の劇はどうなるの?!」
とある一人の女の子が言った、
それに釣られるようにして、教室はまるで蜂の巣をつついたよう。
「誰か補欠王子行ける人居ねぇのか」
「あれだけ練習したのに...」
マドンナちゃんもこの騒ぎを止める気は無いみたいです。
そんな時、私の大好きな声の人が立ち上がった。
る「僕が、王子役をします。」
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くおん - 初コメ失礼します!いつもドキドキ見させてもらってます。これからも頑張って下さい!応援してます(^^) (2022年1月10日 0時) (レス) @page13 id: af5dadc637 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの権兵衛 - 自分がなってるみたいで、恥ずかしくなってしまいました。続きが楽しみです! (2022年1月4日 23時) (レス) @page10 id: 12f1619bb8 (このIDを非表示/違反報告)
まかだみあ - 今まで見たことのない感じの設定ですごく引き込まれました!!めっちゃ好きです、楽しみにしてます。頑張ってください!!!! (2021年12月13日 19時) (レス) @page7 id: 4dd2b2d86e (このIDを非表示/違反報告)
点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。(プロフ) - ここねさん» うわあああ!!初コメありがとうございます( ;; )頑張って更新します! (2021年12月6日 21時) (レス) id: 19c9466b23 (このIDを非表示/違反報告)
ここね - 続き楽しみです〜!頑張ってください〜〜!! (2021年12月6日 18時) (レス) @page5 id: 8478e0fb04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。 | 作者ホームページ:なっしんぐぅ
作成日時:2021年11月30日 23時