人気の秘密 ページ7
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『ふーこ先生〜!ここ教えて〜』
「藤原先生でしょ?後で職員室いらっしゃい」
『ふーちゃんせんせ!今日カラオケ行こうぜー』
「行きません。あとちゃんと藤原先生って呼びなさい」
阿部「藤原先生…もしかしてめちゃくちゃ人気なのでは…?」
深澤「何してんの阿部先生」
阿部「うわあっ!!…なんだ、深澤先生か…」
深澤「えーそんな驚く?」
阿部「急に背後に立たれたら誰だって驚きますよっ!」
深澤「ごめんごめん(笑)ところで何見てたの?」
阿部「ちょっと藤原先生を」
深澤「…あー、阿部先生って、まさかそういうタイプの人?」
阿部「そういうタイプ?」
深澤「だからぁ…ストーカー、的な?」
阿部「なっ!違います!!」
深澤「あっ違うんだそっかよかったー」
阿部「そりゃあいつも一緒にいられたらいいなとは思うけど…!」
深澤「立派な危険因子じゃねーか」
阿部「それより、深澤先生って藤原先生と仲いいんですか?」
深澤「大学の同期だからね」
阿部「藤原先生って、もしかして生徒に人気?」
深澤「あーそもそもこの学校女性教員少ないからなぁ。その中でもAは一番若いし、生徒からちやほやされるのもまあしょうがないっていうか」
阿部「なるほど…深澤先生、藤原先生の好きな素数って知ってます?」
深澤「…素数?」
阿部「はい、素数」
深澤「待って、まず知らないんだけどさ。仮にそれを知ってどうする気?」
阿部「え、お互いの好きな素数について語ろうかと」
深澤「おっし、それはやめといた方がいいな。聞くのもなし!」
阿部「何で!?誰しも好きな素数くらいあるでしょ!?」
深澤「普通ねーよ。俺もないし。Aは特に文系も文系ってタイプだから可能性ゼロに近いし」
阿部「そ、そうなんですか…?」
深澤「阿部先生、今夜暇なら飲みにいこう」
阿部「え?」
深澤「そこでAの趣味とか好みとか、その他もろもろ教えてやるから」
阿部「っぜひ!!!」
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藤奈(プロフ) - 彪冴さん» コメントありがとうございます!こちらのパロディはノリと勢いで書いてますのでテンポの良さなら負けません()登場人物全員ポンコツですがよろしくお願いいたします(^o^)シリーズも引き続きお楽しみくださいませ! (2021年6月13日 12時) (レス) id: a9ac3107ed (このIDを非表示/違反報告)
彪冴(プロフ) - 紅一点シリーズのあまふわできゅんとくるお話の流れも物凄く大好きなんですけどこのテンポ感と阿部先生の空回り具合が可愛くて可愛くてもう…終始にやにやしながら読ませていただいてます…かわいい…阿部先生とガチ恋勢がとてもかわいいです…… (2021年6月13日 2時) (レス) id: 18c953141a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤奈 | 作成日時:2021年6月12日 18時