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〜二宮side〜
社長が来る日は幸い翔ちゃんがわりと調子がいい日だった。
「翔ちゃん、無理だったらいつでも言ってよ？大丈夫だからね。」
「うん・・。」
頷いた翔ちゃんだけどやっぱり少し不安そうで、先生が状況を説明するためにわざわざ予定の日じゃないのに来てくれて。
「やっぱりちょっと緊張してるみたいだから、あんまり長い時間は無理だね。」
そう俺にささやいた。
そしたらちょうど大野さんと社長が連れ立って帰ってくる。
「翔くん、大丈夫？」
まず大野さんだけが顔を覗かせると、翔ちゃんはゆっくりだけど頷いた。
「ん・・大丈夫・・。」
「翔？具合はどうだ・・？」
社長がゆっくり入ってくると、翔ちゃんの手が隣にいる俺の服をそっと掴む・・やっぱり怖いんだ・・反射的に目をそらして俺と大野さんを交互に見てる。
「やっぱりまだ怖いか？」
「・・すみません・・。」
でもかろうじて社長の問いには小さな声で言葉を返すことができた。
それで社長もほっとしたのかふっと小さく息をつく。
「声が聞けただけで充分だよ、安心した。」
「・・あの・・。」
「ん？どうした？」
「もし・・もしみんなが嵐を再開したいって言ったら、叶えてあげてもらえますか？」
「翔ちゃん？」
「・・俺抜きで、４人で再開・・させてやってください、お願いします。」
「翔くん・・。」
「分かった、ただ４人はそうは思ってないみたいだ。再開するときは・・。」
”お前と一緒に・・”そう言いかけて口ごもった社長はまた一つ息をつく。
「とにかく、今は余計なことは心配しなくていい。ゆっくり休みなさい・・いいね？」
「・・はい・・。」
「社長、そろそろ・・。」
明らかに身体がこわばってきた翔ちゃんを見かねて大野さんが声をかけた。
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嵐LOVE - 悲しいストーリーだけど面白いです。何度も、泣きました。 (2014年11月7日 21時) (
レス) id: e13c447faa (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - めっちゃ泣いちゃいました。 素敵なお話をありがとうございます♪ (2013年11月19日 15時) (レス) id: 0d6e3625df (このIDを非表示/違反報告)
三咲 - 何度か泣いてしまいました おもしろかったです (2013年10月12日 17時) (レス) id: 4048cdfcd9 (このIDを非表示/違反報告)
よっこ(プロフ) - a-yanさん» こちらこそ最後まで読んでいただいてありがとうございます＾＾。今後ともよかったら楽しんでいってやってください＾＾ (2013年6月11日 21時) (レス) id: 95442878e8 (このIDを非表示/違反報告)
よっこ(プロフ) - 翔菜さん» ありがとうございます、今はリアル設定じゃないお話なのですが今後ともよかったらお楽しみくださいね＾＾ (2013年6月11日 21時) (レス) id: 95442878e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっこ
| 作者ホームページ：http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時：2013年5月4日 14時
