16話 ページ27
シャーマン「このままここから落としてやるのさ」
くつくつと嫌な笑みを浮かべて笑う
クロックレディ「あなた、自分が何をしているのか分かってるの!?」
獅子王「卑怯者が!!」
2人もフラスコをバンバン叩いて怒鳴り声を上げる
ワイルドボーイ「こんなものが無かったら…!」
悔しそうに顔を歪めるも、自分にはシューターで打っても無傷だったフラスコが被せられている。
目の前にいるAを助けられない自分が歯痒くて仕方なかった
マタロウ「待て…」
シャーマン「あァ?」
マタロウの掠れた静止の声に、科学シャーマンはAを落とそうとする手を止める
マタロウ「まだだ……!シャイニングボーイは負けない…!絶対に!!」
痛む身体に喝を叩き込み、ゆっくりと立ち上がるマタロウ
シャーマン「くっ…!弱い癖に諦めも悪い…!
お前みたいな奴は、今すぐ死ねぇぇぇっ!!」
科学シャーマンは空いてる方の手で落ちていたピンセットを乱暴に掴み、マタロウの首根っこを挟んで持ち上げた
マタロウ「ぐっ…!!」
悶えるマタロウを見ても容赦なくその首をキツく絞める
マタロウ「負けない…!まける…わけ、には……」
次第に意識は薄れていき、だんだん瞼も重くなってくる。
視界が真っ黒に塗りつぶされた。
・
・
突如、真っ黒な空間に眩い光が放たれた。
目すら開けられない程のその光は、気を失っているマタロウのすぐ背後から放たれている
シャーマン「な、なんだ!?;」
突然の事に気が動転する科学シャーマン。
勿論、ワイルドボーイ達も。
シャーマン「何が起きている!?」
すると、マタロウの背後の光がうねり、人型のシルエットへと豹変した。
その虹色のシルエットが両腕をバッと突き出すと、煌々と輝く閃光が溢れだす!
シャーマン「ぐあぁっ!!」
その光に悶え苦しむ科学シャーマン。
シャーマン「ぐあぁあああっ!!」
あまりの強靭な攻撃に、科学シャーマンは苦しそうな悲鳴を上げてズゥゥン…と地面に倒れ込んだ
科学シャーマンは消滅し、元のハルキの姿へと戻る。
ハサミもスゥ…と溶けて消え、Aもドサッと地面に落下した。
ワイルドボーイ達のフラスコも消え、
マタロウの虹色のオーラもマタロウの中にスッと入り込む
マタロウ「…あれ、」
マタロウは再び気を失い、力なく地面に倒れ込んだ。
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アミーゴ.碧(プロフ) - キラキラの子供さん» 初コメありがとうございますですねぃ!!((( あ…愛読!?!?愛読なんて言ってくださるのあなたが初めてですよ???() 読書感想文??是非是非書いt(((強制退場 続き楽しみにしててください!! (2020年8月10日 23時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
キラキラの子供 - 初コメ?失礼しますですねぃ!←いつも楽しく愛読させてもらってます!いっそのことこれ読書感想文として書いて学校に提出しよう((殴 続き楽しみにしてます! (2020年8月10日 19時) (レス) id: c08226dfca (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ.碧(プロフ) - 妖狐さん» うはぁぁ…ありがとうございます、妖狐さん…!!毎日!?!見て頂いてるんですか!!?!光栄です、これからも頑張って更新します!! (2020年8月10日 18時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐(プロフ) - 初コメです!毎日この作品を拝見してます!更新頑張ってください! (2020年8月10日 18時) (レス) id: 9d9b92a8ce (このIDを非表示/違反報告)
アミーゴ.碧(プロフ) - 妖精・ナルルさん» おお!ナルルさん!!ご無沙汰しておりますm(_ _"m) そうそうそう!!早く『コマ君の母ちゃんがやって来た!』が描きたくて仕方ない…!!これからもファイトして頑張ります!! (2020年8月10日 17時) (レス) id: 60d2358fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アミーゴ.碧 | 作成日時:2020年7月30日 19時