7話 ページ11
校舎の廊下を、メラと獅子黒は無言で歩いていた
?『フフフ…』
メラ「!!」
ただらぬ気配を背後から感じ取ったメラは、咄嗟に後ろを振り向く
メラ「…誰も居ねえか…」
そう呟くメラの下には、シルクハットを被った男がいた
ただし透けているので、おそらく怨霊だろう
メラ「なんか変な気配がしたんだが…」
怨霊は不気味な薄ら笑いを上げると、メラの尻を鞭でバシィンッ!と叩いた
メラ「だぁっ!?」
獅子黒「?」
目を丸くして辺りを忙しなく見るメラ
メラ「なっ、なんだ…?!」
・
・
ユウリ「見えたよ。メラ君のパンツは…
・
・
・
ピンクのハート柄だ!」
アイマスク越しでも分かるドヤ顔をドーン!とかますユウリ
マタロウ「ピンクのハート柄??」
ジンペイ「ホントにぃ〜?」
ジンペイはジト目でユウリを見る
貴方「メラ先輩がそんなパンツ履いてるイメージ、全然無いけど…;」
ジンペイ「電話して確認だ!」
ジンペイは早速メラに電話をかける
メラ「え?パンツ?」
スマホからジンペイのくぐもった声が漏れる
ジンペイ『そう、パンツ!まさかピンクのハート柄じゃないよな?』
メラ「ピンクのハートォ??」
裏返った声を出してしまうメラ
メラ「なぁに言ってんスか、アニキ!
俺がピンクのハート柄パンツなんて履く訳ないじゃないスか!」
ジンペイ『だよなぁ?』
メラ「ええ!」
ジンペイ『お前がピンクのハート柄パンツなんてなぁ』
メラ「俺がピンクのハート柄パンツ“なんて”っスよ!」
なにもそんなに「ピンクのハート柄パンツ」を強調して言わなくても…
ジンペイ『で?どんなパンツ?;』
メラ「どんなって…」
メラはズボンのチャックをジー、と下ろすと……
!?!?!?!?
お前、気は確かか?頭大丈夫か??
普通年頃の男子が廊下でズボンなんて下ろすもんなのか???
そんな事したらソッコーでAに嫌われるぞ??()
まあ、置いといて…
メラがズボンを下ろして今日のパンツを確認すると……
メラ「うわぁぁぁっ!!!」
メラの目玉が飛び出した←
それももう文字通りびょ〜んと←←
メラ「うわっ、うわぁぁ!!」
メラが履いていたのは、本当にピンクのハート柄パンツだった!
あまりのショックに言葉を失ってしまったメラ
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読んだ感想 - これ読んでる奴脳みそ入ってる?ただのウーピー主の妄想 (2022年8月5日 12時) (レス) id: 2c09132fd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - (YSP vs ESPのマタロウが怖い…) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりっつ - え?夢主ちゃんの絵も可愛いしネーミングセンスもいいとか神様かよ、好き(怒) (2021年5月8日 16時) (レス) id: 01f74e3595 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックローズ - え、小説書くのも上手いのに絵まで上手いなんて、神様ですか?すごいです! (2021年2月24日 22時) (レス) id: b766530fd2 (このIDを非表示/違反報告)
Y S P!Y S P! - いや、訂正。マタロウからの愛も重すぎて怖い… (2020年9月24日 21時) (レス) id: 8b5b5f36c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アミーゴ.碧 | 作成日時:2020年6月24日 17時