皆から愛されてる女の子は特別な妖気使い！ 妖怪学園Y Nとの遭遇 Part5

3話 ページ23

コマ「何でそんなにコソコソしてるんですか？」



コマが学園長に尋ねる



キンヤ「ガッコウガーYは、学園の『最重要機密』だからな」


フブキ「そこまで機密間ないような…」



Aとコマも半目になり、フブキの言葉に頷いた



ジンペイ「そんなことより、早く乗りたいぜ！ノリタイナーYに！」



すると、こちらにぐおぉぉッと詰め寄ってくる学園長



キンヤ「ノリタイナーYではない！！


Y学園の隠し機能・秘密兵器・奥の手……超校合体 ガッコウガーYだっ！！」



学園長は激しく身振り手振りを繰り返し、最後にYのポーズをキメる



マタロウ「かっこいい〜！」←！？



マタロウも胸の前で手を組んで歓喜する



貴方「学園長の声が1番大きいですよ…」





Aが呆れ気味でそうぼやいてる学園長室の前に、誰かがスッと立ちはだかった





ジンペイ「ちゃんと操縦出来るかな？デキルカナーY！」



先程の下らないボケをコマと共に披露する


学園長は目をギラッと赤く光らせて再び此方に詰め寄ってくる



キンヤ「デキルカナーYではないッ！！Y学園の隠し機能……」


貴方「学園長！1回1回言わなくでいいです；」



Aは拳法の構えで突っ込んだ



キンヤ「ん？……オッホン。


試験運転は、校舎に誰もいない夜明け前……明日の朝5時に決行する」


「「「「「「はい！！」」」」」」



A達は威勢よく返事した







？「どうして、あいつらが操縦士なんだ……！」



男の子は学園長室の扉に突いてる手をギリィ、と悔しそうに握り締めた









・









・









A達は再びYSPクラブの部室に戻った



コマ「明日楽しみだね！」



コマはニコニコ笑顔でそう言う



ジンペイ「また消火活動しようぜ！」



それを聞いたフブキが、何故かムッとした表情になった


Aがどうしたの？と問いかけようとしたその時。



ドゴォンッッ!!



いきなり部室の扉が派手に倒された


一同は何事かと其方を振り返る



マタロウ「ヒィッ！？」


ジンペイ「なんだ！？」



もくもくと埃が舞い上がる中から、何者かの影が映る



？「お前ら、YSPクラブだな？」


貴方「そ…そうですけど…；」



声の主の姿が露わになる


釣り眉 釣り目に魂とプリントされたTシャツを着込んでいる


個性的過ぎる……



？「俺は、2年の『清田テツ』！巨大ロボ研究クラブの部長をしている!」


マタロウ「巨大ロボ研究クラブ！？///」

4話→←2話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す