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18話 ページ39

真っ白な視界が薄れていき、やがてAたちの目に誰かの家が映り込んだ。




タツアキ『フブキ、パパの仕事はロケットでみんなを幸せにすることなんだ』



フブキの父『姫川発明』は、大きな模型ロケットを見上げている幼いフブキにそう言った。


どうやらここはフブキの家らしい。





フブキ『私もパパみたいになりたい!』


タツアキ『ははっ。フブキはかしこいから、パパ以上の科学者になるぞ』


フブキ『えへへへっ、』








貴方「フブキちゃん、小さい頃からメカが好きだったんだね」


ブルームーン「そう。


幼い頃から父親に憧れて、同じ科学者を目指していた彼女だったが、ある日__」









ピンポーン、と家のチャイムが鳴り、フブキの母が出る。


少しして母の声がフブキの耳に届いた。明らかに焦った声が。



フブキ母『そんなっ、困ります!!』



母の声を無視し何者かがリビングに乱入してきた。


しかも警察だ。



『姫川タツアキ。ロケット研究資金を横領した罪で逮捕する』


タツアキ『………』


フブキ『パパ!』



フブキの叫び声も虚しくタツアキは逮捕。

瞬く間にニュースに取り上げられた。



『この逮捕を受けまして__』



母の声を押し殺した泣き声を耳に、フブキは目に涙を溜めながら考え始める。



フブキ『(大好きなパパが悪いことなんてするはずがない……!)」



タツアキがやったのではないと心の中で断言するフブキ。





フブキ『(だとすれば、研究所の人たちがパパを落とし入れた……?)』



彼の仲間がタツアキに濡れ衣を着せたという考えにたどり着いた。







父親の無実の証拠を探し始めた彼女の元に、1本の電話がかかってくる。







電話の主はなんと研究施設の者から。


フブキはすぐさまその研究施設に向かった。



















タツアキが入っていた研究施設はとても大きなところだった。




無言で廊下を歩くフブキの視界にあるものが飛び込んだ。


興味を惹かれてその扉の中に入ると……



フブキ『………!』



薄暗い空間の中、1つ、超大型のロケットがそこにはあった。



それこそ地球を滅亡の危機にまで追いやったマゼラを倒したあの『ハカイヤーDX』。


しかしそのハカイヤーはまだ不完全、つまり未完成だった。



フブキ『っすごい………!』



メカに興味があるフブキは目を輝かせてハカイヤーに見入る。

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にんじん(プロフ) - 最新更新日から3年も経ってるんですね…時の流れって早すぎます(( 色々事情があると思うので「また書きたい!!」と思ったら更新してくれたら嬉しいです。いつでも待ってます( ¨̮ ) (2月18日 5時) (レス) id: 418de6f4d8 (このIDを非表示/違反報告)
倉田蜜柑 - 更新続けてください!どうしてもみたいです! (11月2日 9時) (レス) id: ed158196d4 (このIDを非表示/違反報告)
*Morpho_near* - アミーゴ,碧さんお久しぶりです*Morpho_near*です(*´∇`*)他の仕事で大変頑張って取り組んでるそうですが夏の時期はきちんと体調管理をしてくださいね。新作の事は空いた時でも構いませんので頑張って下さい(*´∇`*) (6月24日 8時) (レス) @page19 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
“大正卍夜行” - アミーゴ.碧さん、お久しぶりです“大正卍夜行”です!!改めて宜しくお願いします(*´ω`*)アミーゴ.碧さんの作品毎回楽しみにしながら読んでます!!コメントを見ている皆様の為にも早く復帰出来るよう祈っております(///ω///)♪ (2023年2月26日 10時) (レス) @page21 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - アミーゴ.碧さん» つ、続きをお恵みください、、、_(´ཀ`」 ∠)_ (2023年2月6日 9時) (レス) id: 747029a77b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アミーゴ.碧 | 作成日時:2021年4月2日 6時

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