1話 それはそれ 特訓したら新フォーム ページ22
宿＿＿＿
ジンペイ「クッソぉ〜！ニクマンダーめ！絶対にコテンパンにしてやるからなー！！」
窓から夕日が差し込む和室の中。
肉まんの被り物を被ったジンペイが悔しそうに声を上げた。
コマ「豪万蛇ね……;」
「アチャっ！ホアチャっ！」とカンフーパンチを繰り出すジンペイにコマが呆れてツッコミを入れる。
すると、窓側であぐらをかいているマタロウが神妙な面付きで顎に指を添えた。
マタロウ「それにしても、【IKUSA】ってどんな内容なんだろう……」
貴方「Yペディアによると、『格闘型競技大会』の【IKUSA】は、合戦みたいに自分たちを守りながら、相手の陣地に攻め込んで戦うっていうルールみたい」
Aが自身のスマホを使い、画面を指でスライドさせながら説明する。
ラント「団体戦のように見えるが、ヒーロー個々の能力がその場の戦況を左右するならば、各個人の『戦力アップ』が必須だ」
リュウスケ「いつもなら修行とか特訓とか……」
ジンペイ、コマの2人がガクッと肩を落として大きなため息をつく。
ジンペイ「はぁ〜……師匠みたいな人がいればなあ…」
コマ「きっとパワーアップしてくれるのに……」
貴方「こんな時にまたぬらり師匠が来てくれたり………しないかな、」
マタロウ「さすがにそんな都合よく来な＿＿＿」
3人の言葉をやんわりと否定しようとマタロウが困り笑いをした瞬間、
？「私を呼んだか」
聞き覚えのある低い声がする。
「「「ん？」」」
貴方「えっ？」
ジンペイ、コマ、マタロウが不思議そうに後ろを振り向くと……
なんと、白い長髪に青い衣を纏った人＿＿＿ぬらり師匠が、机の前で上品にお茶を啜っていたではないか！
メラ/リュウスケ「「！？;」」
突然のお出ましに驚いたメラ、リュウスケは目を丸くしてぬらり師匠を見つめている。
「「「ぬらり師匠！！」」」
以前ぬらり師匠から特訓を受けた幼なじみ組が驚愕の声を上げた。
ぬらり師匠はお皿の上のタマヨだんごを手に取り、親指と人差し指以外の3本の指を立たせながらあむっと頬張る。
ぬらり「確かにこのままでは、お前たちに勝ち目はない」
また1つ、だんごを頬張る。
ぬらり「勝つためには、『ワンランク上の存在』にならなくてはならない」
そして最後のだんごを頬張り、串を皿に置いた。
ぬらり「だが、その話をするためには場所を変えよう」
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にんじん(プロフ) - 最新更新日から3年も経ってるんですね…時の流れって早すぎます(( 色々事情があると思うので「また書きたい!!」と思ったら更新してくれたら嬉しいです。いつでも待ってます( ¨̮ ) (2月18日 5時) (
レス) id: 418de6f4d8 (このIDを非表示/違反報告)
倉田蜜柑 - 更新続けてください！どうしてもみたいです! (11月2日 9時) (レス) id: ed158196d4 (このIDを非表示/違反報告)
*Morpho_near* - アミーゴ,碧さんお久しぶりです*Morpho_near*です(*´∇｀*)他の仕事で大変頑張って取り組んでるそうですが夏の時期はきちんと体調管理をしてくださいね。新作の事は空いた時でも構いませんので頑張って下さい(*´∇｀*) (6月24日 8時) (レス) @page19 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
“大正卍夜行” - アミーゴ.碧さん、お久しぶりです“大正卍夜行”です！！改めて宜しくお願いします(*´ω｀*)アミーゴ.碧さんの作品毎回楽しみにしながら読んでます！！コメントを見ている皆様の為にも早く復帰出来るよう祈っております(///ω///)♪ (2023年2月26日 10時) (レス) @page21 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - アミーゴ．碧さん» つ、続きをお恵みください、、、_(´ཀ`」 ∠)_ (2023年2月6日 9時) (レス) id: 747029a77b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アミーゴ．碧 | 作成日時：2021年4月2日 6時
