ST赤と白の捜査ファイル☆短編集☆

黒 床ドン2 ページ16

黒「っ！Aっ！」


驚いた黒崎さんは、すごく焦った顔で私のところに駆け寄ってきた。


黒「大丈夫か？！.....ケガは？！」

A「だ、大丈夫です！何ともないです！でも....床が...」

黒「床なんかいい....無事で....よかった.....」


いつものクールな黒崎さんとは全く違う、私を必死に心配してくれている黒崎さんだった。


黒「手.....かして....」

A「すみませっ...ありがとうございまっ...わっ！」

私は黒崎さんに手を伸ばしたが、態勢を崩してよろけてしまった。


黒「危ないっ.....！」


ドサっ


A「いたた....く、黒崎さん...？」

黒「頭....痛い...？ごめん。こんな態勢になって......//」


黒崎さんは若干照れながら、今の態勢を謝った。


....ん？！今の態勢？！？！
こ、これは....///////


私の顔の両側に、黒崎さんが両手をつき
私の脚を挟むようにして、黒崎さんの両脚がそれを跨いでいる...。


A「え、えと....とりあえずごめんなさい！私がドジしちゃったから....本当に申し訳ないですっ！」

黒「大丈夫.....。それより....ちょっとイタズラしたくなるかも....」


A「へ？！え、あのー..黒崎さん？！// こ、こぼれた紅茶はどうす.....」


黒「あとで平気......」ニヤっ



このあと私がどうなったかは...
ご想像にお任せします☆

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