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Aside




流星くんの目がこわい。

めっちゃ睨んでる。


私の事嫌いなのはわかってるけど私がなにかしたわけじゃないんだからそんなに睨まなくても…。




流「なあって。望になんか言ったやろ」

『別にそんな変な話はしてないよ笑』

流「望のこと何も知らんくせに。望泣かせたら許さへんから」

『流石に泣かせないよ…』




いくら甘えん坊の望くんでも高校生なんだからそう簡単に泣くわけ…









(バンッ)



望「うぅ…っ…ぐす…りゅうせぇ…」


『え、』




部屋の扉が勢いよく開いて、出てきたのは泣いて泣いてグズグズになった望くん。




流「お゛い゛…何泣かせてんねん」


『え、ちょ、なんで…』


望「りゅうぜえええ…」




顔も目も真っ赤っかで目からは絶えず大粒の涙。




もう何が起こってるかわからない。


なんで泣いてるの?

私そんなにひどいこと言ったっけ…笑…



目の前では流星くんと望くんが抱き合ってる。

長身2人が抱き合うってすごい絵面…




じゃなくて、




『えーっと望くん…?ご、ごめんね…?』


望「ぐすっ…Aちゃん嫌いや…」


『え!え!ちょっと!ごめんって!!』


流「こんな奴ボスにするのが悪いんや…はよでてけや




『流星くん〜…。』


流「俺の名前を気安く呼ぶな!」









ねえ、なんで私こんな嫌われてんの〜?

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作者名:ひよこ | 作成日時:2019年11月30日 16時

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