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山本side
1週間の安静と言われて、夕方オフィスに来た伊沢さんと福良さんにもその話をした。
2人ともちょっとだけ呆れてたけど、色々と助けてくれた。
企画や問題作成は志賀さんや吉田くんが手伝ってくれたり、他のみんなも色々と手助けをしてくれた。
1番助けられたのはやっぱり須貝さんで、夜も1番泊まってくれた。
『ありがとうございます』
「ん？当たり前のことだよ。」
『でも、良かったです。あの時会ったのが須貝さんで。あと、、』
「オフィスにいたのが河村くんで？」
『はい、、』
「それは、俺も思った。あの時さ俺の背中で泣いてたでしょう？知らんぷりしようと決めたけどさ、オフィスの明かりがついてたのを見て、ヤバいかなって正直思った。河村くんを見て、この人は自然に振る舞ってくれるだろうなって。」
『はい。』
「明日の夜は河村くんだよね。お礼言っておきなよね。」
須貝さんの言葉に無言で頷いていた。
安静最後の夜は河村さんが泊まってくれた。その日は外でのコラボ撮影で人も少なくて、本当は俺も参加予定だったからちょっとだけ悔しくて、何となく気持ちが沈んでいた。
「山本、僕ちょっと買い物してくるけど、欲しいものある？」
『りんごジュースが飲みたいです。』
「分かった」
買ってきて貰ったりんごジュースを飲みながらも、きっとみんなは楽しんでいるんだろうって。そんな事考えてた。
そんな気持ちの沈んだ俺の前に
「お腹空いたでしょう？ご飯にしよう。」
『え？河村さん。これって。』
「たまには、良いよね。こう言う贅沢。みんなには内緒だからね。」
宝石箱の様な海鮮丼が置かれていた。
思いがけない事に涙が出そうになって、慌てて笑顔を見せた。
でも、海鮮丼は3つある。
『河村さん。誰か来ますか？』
「もうすぐ来るよ。」
その声を合図にした様に、オフィスのドアが開いて、須貝さんが来た。
海鮮丼を食べながら、あの時須貝さんの背中で流した涙とは別の嬉し涙が溢れてきた。
俺の周りはこんなに優しさに溢れているんだな。
ーーー
マシュマロからのリクエストでした。
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ぺんなで推し(プロフ) - 2年前の投稿に、突然すみません。主様の作品を最初から読んでみたくて、パスワードを教えて貰いたくてコメントしました。出来ればお願いします。 (2023年2月5日 17時) (
レス) id: cdcf8b8366 (このIDを非表示/違反報告)
Y/I(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです。お話を読んでみたいです。おねがいします。 (2022年5月7日 22時) (レス) id: efba4db00d (このIDを非表示/違反報告)
りいさ(プロフ) - 最近小説のことを知り、読ませていただいております。他の作品もぜひ読みたいので、パスワードを教えていただきたいです。突然のコメントで申し訳ございませんが、よろしくお願いします。 (2021年12月13日 0時) (レス) id: 04583ae046 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - ありがとうございます (2021年4月24日 19時) (レス) id: 5ba65b31b8 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - Ruさん» コメントありがとうございます。パスワードはこちらには書けないのでボードの方にメッセージ送らせていただきました。よろしくお願いします。 (2021年4月24日 16時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2021年2月4日 19時
