甘えてくれてありがとう ・kwmr＊ ページ27
林side
こうちゃんから、珍しく連絡があった。
伊沢さんと福良さんが地方に仕事に行っているので、雑務を頼まれたらしい。
そんなこうちゃんが急用でいけなくなったらしい。
今日は、特に予定も無かったので、オフィスに向かうと入り口で山上と遭遇した。
『おはよう、山上。』
「おはようございます。林さん仕事でした？」
『ううん。こうちゃんに頼まれて。』
「俺も乾に頼まれたんです。急用が出来たって。」
まあ、おそらく2人で何かする事が出来たんだろう。特に気にする事なく、オフィスのドアを開けた。
誰かの靴が置いてあるから、誰か仕事しているかと奥に進むと、ソファに誰かが横になっていた。
「あれ？河村さん？」
山上の声に覗き込むと、体を丸める様にして、河村さんが眠っていた。
「林さん。何か顔赤くないですか？」
確かに、言われてみたら。
「体温計持ってきますね。」
山上を待つ間、何気なくデスクを見ると、山のような書類の数。これっていつから？
「林さん。持ってきました。」
『河村さん。熱測りますね。』
39.4度。
「たっかいなあ。」
『冷えピタ、あったよね。』
「あ、分かります。持ってきますね。」
『山上って、最近オフィス来てるの？』
「あー。3日ぶりですね。この仕事の量って1人でやったんですかね。」
『こうちゃんに確認したら、昨日も来てないみたいで、その前の日に終わらせた仕事は片付けたって言うから、その後だよね。』
「徹夜でもヤバくないですか？」
『河村さん。冷えピタ貼りますね。』
「んー。やあ。」
『え？』
「河村さん？」
首をイヤイヤと横に振る河村さんに、俺と山上の動きが止まった。
『河村さん。熱があるので、貼りましょう。』
頭を撫でると袖口をしっかりと掴まれてしまった。
「可愛いかも。」
山上、、、ごめん。俺も思った。
俺か山上に触れていると安心するらしく、可愛い顔で寝ていた。
しばらくそんな状態が続いていたが、オフィスの電話が鳴り、俺も手を離せない状況だったので、河村さんがよく寝ているのを確認して山上が電話に出た。
「うー」
小さく唸る様な声に振り向くと、ソファに座ってこちらを見ている河村さんの姿だった。
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ぺんなで推し(プロフ) - 2年前の投稿に、突然すみません。主様の作品を最初から読んでみたくて、パスワードを教えて貰いたくてコメントしました。出来ればお願いします。 (2023年2月5日 17時) (
レス) id: cdcf8b8366 (このIDを非表示/違反報告)
Y/I(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです。お話を読んでみたいです。おねがいします。 (2022年5月7日 22時) (レス) id: efba4db00d (このIDを非表示/違反報告)
りいさ(プロフ) - 最近小説のことを知り、読ませていただいております。他の作品もぜひ読みたいので、パスワードを教えていただきたいです。突然のコメントで申し訳ございませんが、よろしくお願いします。 (2021年12月13日 0時) (レス) id: 04583ae046 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - ありがとうございます (2021年4月24日 19時) (レス) id: 5ba65b31b8 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - Ruさん» コメントありがとうございます。パスワードはこちらには書けないのでボードの方にメッセージ送らせていただきました。よろしくお願いします。 (2021年4月24日 16時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2021年2月4日 19時
