改めてありがとう・fkr ＊ ページ20
福良side
朝からの雨で何となく気が滅入っている。こんな日は持病の偏頭痛が酷くなるんだよな。そんな事を考えながらパソコンと向き合っていた。
今日は撮影も無いからオフィスにいるのは自分ひとり。酷くなっても嫌だから薬の準備とかはしておこうかな。
そんな事を考えながらもまだ良いかと思いながら作業を進めていた。
『、、、痛っ』
我慢しなきゃ良かった。急に襲ってきた頭痛に頭を抑えて小さくため息を吐いた。
誰もいないオフィス。このまま治ってくれれば良いけど。
そんな事を考えていたら、オフィスのドアが開く音が聞こえた。
誰か来た？ホッとした反面、年下組だったらどうしよう。何てのも頭を過った。
「福良？」
『、、、、かわむら？』
「うん。どうしたの？もしかして頭痛い？」
何とか頷くと、カバンの中から薬とキッチンからお水を持ってきてくれた。
「少し横になって休みなよね。こんな状態で仕事しても良いのは出来ないでしょう？」
ここは素直になろうと思い、河村に支えられてソファに横になった。
少し明かりを落としてくれて、多分疲れていたんだろうな。いつの間にか寝てしまっていた。
『え？あれ？俺寝てた？』
どれくらい寝ていたのか分からなくて、慌てて起き上がると、視界に志賀くんの顔が入ってきた。
「あ、福良さん。そんなに急に起き上がらないで下さい。そんなに時間経って無いですよ。」
『志賀くん。河村は？』
「買い物に行きました。多分もうすぐ戻って来ます。」
『俺ってどれくらい寝ていたのかなあ。』
「1時間くらいですよ。気分はどうですか？」
『良くはなってるかな。』
「少し飲みますか？」
志賀くんがホットミルクを入れてくれた。河村が入れてくれるのも美味しいけど志賀くんのも美味しい。
ソファに座りホットミルクを飲みながら志賀くんと話していたら河村が戻ってきた。
「あれ？福良起きてたの？大丈夫？」
『うん。まあまあかな。外って雨降ってるの？』
「少しね。でも西の方が晴れてたからそのうち晴れると思うけどね。」
『良かった。』
だいぶ良くなったし、仕事に戻ろうと立ち上がろうとしたら、足に力が入らなかった。
「福良？」
「福良さん。まだ無理ですよ。」
『でも、仕事』
「急ぎの仕事では無いよね。伊沢とこうちゃんの仕事は2人に返したから。」
『知ってたんだ』
俺は小さくため息を吐いた。
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ぺんなで推し(プロフ) - 2年前の投稿に、突然すみません。主様の作品を最初から読んでみたくて、パスワードを教えて貰いたくてコメントしました。出来ればお願いします。 (2023年2月5日 17時) (
レス) id: cdcf8b8366 (このIDを非表示/違反報告)
Y/I(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです。お話を読んでみたいです。おねがいします。 (2022年5月7日 22時) (レス) id: efba4db00d (このIDを非表示/違反報告)
りいさ(プロフ) - 最近小説のことを知り、読ませていただいております。他の作品もぜひ読みたいので、パスワードを教えていただきたいです。突然のコメントで申し訳ございませんが、よろしくお願いします。 (2021年12月13日 0時) (レス) id: 04583ae046 (このIDを非表示/違反報告)
Ru(プロフ) - ありがとうございます (2021年4月24日 19時) (レス) id: 5ba65b31b8 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - Ruさん» コメントありがとうございます。パスワードはこちらには書けないのでボードの方にメッセージ送らせていただきました。よろしくお願いします。 (2021年4月24日 16時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2021年2月4日 19時
