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河村side
床に倒れ込んしまった福良を、仮眠室まで運んだ。
「河村さん」
『伊沢、撮影中止で良いよね。』
「はい。大丈夫ですか？」
『誤魔化せると思ったのかな。』
「そう言えば、河村さん、どうして福良さんが昨日から体調不良なの知ってたんですか？」
『うん。山本から連絡あった。』
「山本から？」
『そう。結構泣きそうな声でね。言っても休んでくれないし、明日酷くなってたらどうしようって。』
「まあ、そうなるか。」
『だから、もう少し早く来たかったんだけど。思いの外時間がかかったよ。』
「それは、気にしないで下さい。山本もだけど。」
『山本には、そう言っておいたよ。まあ、思った通りに誤魔化したよね。』
「そうですね。」
伊沢と話をしていると、福良が目を覚ました。
「伊沢、、河村？」
「福良さん」
『福良気分はどう？』
「大丈夫。撮影は？」
「中止です。それぞれ仕事してます。」
「え？大丈夫だよ。再開しよう。」
「福良さん」
『福良』
僕は近くにあった鏡を福良に渡した。
「河村？」
『自分の顔、見てごらん。目の下は隈だし、顔色も良くない。昨日、きちんと休んでないでしょう？』
「いや、だって今日の撮影の準備があったし。」
『そう。でも、ちゃんと休むって、約束したんじゃ無かったの？』
「え？」
『山本がね。絶対に休んでないって。泣きながら電話してきたから。』
「山本？」
『今日は山本が来ないから、大丈夫だと思った？今日は大人しく寝ていなさい。』
「いや、でも。」
「福良さん」
『福良、今から栄養たっぷりの料理を作ってくるけど、それを残さず食べたら、撮影しようか？』
「えっと、、、」
『大丈夫。心配しなくても、今日からずっと毎日毎食栄養たっぷりなの作れるから。不健康だからポテトチップは処分しておくよ。』
「待って待って、休みます。休むから。」
慌てた福良の声に思わず苦笑いの伊沢の顔があった。
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linns＊(プロフ) - カラメルさん» こちらこそありがとうございます。 (2020年10月7日 22時) (
レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 数々のヒントをありがとうございます。無事に解除する事が出来ました。多くのご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした。作者様の書くkwkmさんの話が大好きだったので、また読む事が出来て嬉しいです。体調に気をつけて頑張って下さい。本当にありがとうございました！ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» はい。数字4桁です。公開した方の新作の中にある、プロローグの中にその日付があります。見てみてください。 (2020年10月7日 21時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 度々すみません。作品を公開して頂きありがとうございます。パスワードのヒントから解除しようとしたのですが、やはり出来ません。質問なんですけど、数字4桁だけですか？他に何も要りませんよね？ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» いえいえ、私も少し難しいパスワードだったかもと思っていたので。公開は考えていた事なので気にしないで下さい。公開しましたら、是非見て下さいね。 (2020年10月6日 18時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2020年6月26日 21時
