背伸びもほどほどに＊wtnb ページ5
こうちゃんside
用事で2、3日オフィスに来れずにいたので、仕事が溜まってしまっていた。電車に乗りながらどんどんと空が暗くなっていくのが見えた。
『うわっ。降りそうだなあ。』
俺はそ思いながら、オフィスの最寄駅で電車を降りた、
ポツポツと雨が降り始めていたので、駅を出てからオフィスまで走る事にした。
走りながらどんどんと酷くなる雨。俺は焦っていた。
前もあまり見えてなかったし、
『うわあ』
歩道橋を駆け下りていた時、足を滑らせて数段落ちてしまった。
『痛っ、、、』
立ち上がろうとしたけど、足を捻ったのか痛みで立つことができなかった。右手も擦りむいて力が入らない。上からは強い雨が降っていて、泣きたくなってきた。
「こうちゃん？」
聞き覚えのある声に、俺は涙を慌てて擦ると、後ろを振り向いた。
『須貝さん。』
「派手に転んだな。立てる？」
俺は正直に首を横に振った。
「ほら、」
須貝さんは自分の背中に乗る様に言ったが、恥ずかしくて、なかなか出来なかった。
「こうちゃん、風邪ひくよ。」
須貝さんに、おぶってもらって、オフィスへと辿り着くことができた。
「ごめん。タオル持ってきてくれる？」
オフィスに着くと須貝さんが、声をかけていた。
「あ、おかえりなさい。須貝さん。あれ？こうちゃん？」
「あ、河村くん。タオル持ってきてくれる？こうちゃん転んじゃってさ。」
「体冷えそうだし、シャワー浴びたら？」
「そうしようか。俺手伝うから。」
『でも、、、』
「洋服もビショビショだよ。新しいの用意しておくから。吉田くん。」
河村さんが奥に声をかけた。
「はい。あれこうちゃん。」
「シャワールームに椅子用意しておいてくれる？」
「あ、シャワーチェアーですね。分かりました。」
俺ほ、須貝さんに背負われたまま、シャワールームまで行き、河村さんと吉田さんに手伝ってもらいながら、シャワーを浴びた。
擦りむいた手が痛くて、涙が出てきそうだった。
新しい服に着替えた後、須貝さんが手と足の手当てをしてくれた。
『痛っ』
「こうちゃん、我慢しなくても良いよ。」
優しい声が聞こえた。
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linns＊(プロフ) - カラメルさん» こちらこそありがとうございます。 (2020年10月7日 22時) (
レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 数々のヒントをありがとうございます。無事に解除する事が出来ました。多くのご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした。作者様の書くkwkmさんの話が大好きだったので、また読む事が出来て嬉しいです。体調に気をつけて頑張って下さい。本当にありがとうございました！ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» はい。数字4桁です。公開した方の新作の中にある、プロローグの中にその日付があります。見てみてください。 (2020年10月7日 21時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 度々すみません。作品を公開して頂きありがとうございます。パスワードのヒントから解除しようとしたのですが、やはり出来ません。質問なんですけど、数字4桁だけですか？他に何も要りませんよね？ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» いえいえ、私も少し難しいパスワードだったかもと思っていたので。公開は考えていた事なので気にしないで下さい。公開しましたら、是非見て下さいね。 (2020年10月6日 18時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2020年6月26日 21時
