君がいるから ページ38
山本side
今日は、こうちゃんと2人で撮影で使う物を買いに来ていた。
『こうちゃん。後何買うんだっけ？』
「えっと、、、、豆電球？」
『え？あ、直前に河村さんに頼まれた。』
「そう。色付きって。」
『あれかなあ。クリスマスツリーとかについてるやつ。』
「えっと、そうみたいです。」
こうちゃんが河村さんに連絡して確認してくれていた。
実を言うとこうちゃんと2人で撮影で使う物を買いに来たのは初めてで、いつもなら、誰か別の人が一緒なんだけど、今日オフィスにいたのが、俺たち2人と、須貝さんと河村さん。
何か初めてのおつかいみたいに、送り出されていた。
最後の買い物を終えて、後は戻るだけ。
『ねえ、こうちゃん。少し休んでいかない？』
「あ、良いですね。喉渇きました。」
俺の提案にこうちゃんも賛成してくれて、コーヒーを飲んで行くことにした。
一息ついて帰ろうと、エスカレーターに乗っていると、突然建物が大きく揺れた。
『え？』
「何？」
騒つく店内。その瞬間エスカレーターが急停止して、バランスを崩してしまった。
「山本さん。」
こうちゃんが慌てて手を伸ばしてくれたけど、間に合わなくて、下まで滑り落ちてしまった。
『痛っ』
咄嗟に手をついて、思いっきり皮が剥けてしまった。
「山本さん。大丈夫ですか？わっ血が。」
こうちゃんに言われて、手を見ると血が滲んでいた。
『大丈夫だよ。地震だったのかなあ。』
「みたいです。震度4みたいです。」
『結構揺れたものね。こうちゃんは大丈夫？』
「はい。立てますか？」
こうちゃんが差し出してくれた手を掴み立とうとした。でも、右足に強い痛みが走った。
『痛い』
「山本さん？」
『捻ったみたい。』
泣きそうになりながらも、こうちゃんがオフィスに連絡を入れてくれていた。
『こうちゃん？』
「河村さんが、迎えに来てくれるって。安全な場所で待っていて欲しいって。」
『ここって、危ないのかなあ。』
「外出ましょうか？背中乗ってください。」
『え？でも。』
「少しなら、大丈夫です。俺結構力ありますから。」
一瞬躊躇したけど、こうちゃんに甘えることにした。
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linns＊(プロフ) - カラメルさん» こちらこそありがとうございます。 (2020年10月7日 22時) (
レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 数々のヒントをありがとうございます。無事に解除する事が出来ました。多くのご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした。作者様の書くkwkmさんの話が大好きだったので、また読む事が出来て嬉しいです。体調に気をつけて頑張って下さい。本当にありがとうございました！ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» はい。数字4桁です。公開した方の新作の中にある、プロローグの中にその日付があります。見てみてください。 (2020年10月7日 21時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 度々すみません。作品を公開して頂きありがとうございます。パスワードのヒントから解除しようとしたのですが、やはり出来ません。質問なんですけど、数字4桁だけですか？他に何も要りませんよね？ (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns＊(プロフ) - カラメルさん» いえいえ、私も少し難しいパスワードだったかもと思っていたので。公開は考えていた事なので気にしないで下さい。公開しましたら、是非見て下さいね。 (2020年10月6日 18時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：linn's | 作成日時：2020年6月26日 21時
