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河村side
伊沢の家の前まで来ると2人の声が聞こえてきた。
伊沢の川上に対する信頼感を考えたら、伊沢の気持ちもわかる気はする。
でも、、
『元気そうだね。伊沢。』
「「河村さん」」
『って言うか、顔赤いのは。熱のせいなの?』
「38.7度ありました。」
「え?うそ、、、」
『伊沢』
「伊沢さん」
『とりあえず、寝なさい。何か食べたの?』
「いえ、、、」
僕はキッチンを借り、お粥を作りながら、川上に薬を買ってきて貰う様に頼んだ。
「河村さん」
『伊沢もさ、分かってるんでしょう?川上がさ、俺は俺だって言った意味も。』
「はい。」
『何も変わらないと思うよ。ほとんど毎日顔を合わせて、一緒に仕事してたけどさ。そうじゃなくなって、会うのが週に1回になったとしても、川上は伊沢を大事に思うし尊敬もしてる。それは、伊沢も同じでしょう?』
「はい、、、ただ。」
『?』
「やりたい事があるって言われたんですけど。それをどうしても教えてくれなくて。本当は俺の事が嫌になって、適当に言っているのかって。」
『伊沢、、、だからか。伊沢がみんなに休む様に言われても休まなかったの。嫌な思考を打ち消したかったんだ。伊沢、これはあくまでも僕の推測だけどね。川上は最初に話したい相手がいるゆだと思うよ。』
「俺たちよりも先にですか?」
『そう。僕が川上の立場でもそうすると思う相手。大学を卒業して、1度は就職したけど、やっぱりやりたい事があるって。腹割って話をしたい相手っているよね。』
「あ、、、」
「伊沢さん」
「川上、ごめん。」
「俺の方こそすいません。」
僕は、伊沢のお粥と川上の食事を軽く用意して、伊沢の家を出た。
2人が前向きに話してくれるだろうから。

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linns*(プロフ) - カラメルさん» こちらこそありがとうございます。 (2020年10月7日 22時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 数々のヒントをありがとうございます。無事に解除する事が出来ました。多くのご迷惑をお掛けしてしまいすみませんでした。作者様の書くkwkmさんの話が大好きだったので、また読む事が出来て嬉しいです。体調に気をつけて頑張って下さい。本当にありがとうございました! (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns*(プロフ) - カラメルさん» はい。数字4桁です。公開した方の新作の中にある、プロローグの中にその日付があります。見てみてください。 (2020年10月7日 21時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)
カラメル - 度々すみません。作品を公開して頂きありがとうございます。パスワードのヒントから解除しようとしたのですが、やはり出来ません。質問なんですけど、数字4桁だけですか?他に何も要りませんよね? (2020年10月7日 21時) (レス) id: 72f3160d04 (このIDを非表示/違反報告)
linns*(プロフ) - カラメルさん» いえいえ、私も少し難しいパスワードだったかもと思っていたので。公開は考えていた事なので気にしないで下さい。公開しましたら、是非見て下さいね。 (2020年10月6日 18時) (レス) id: 2db5c5c8cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:linn's | 作成日時:2020年6月26日 21時

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