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｢うわぁ…綺麗…｣
次の日、私達はヴェルサイユ宮殿に到着した。
テレビでしか見た事ない鏡の間に皆大興奮。
sgi｢すげぇな…｣
wtnb｢これはルイ14世が建ててフランス絶対王政の象徴的建造物なんだよそれでヴェルサイユ条約が結ばれたのがここの鏡の間で｣
約1名ずっと語ってる人がいるけど。
ymgm｢庭にも出てみますか｣
izw｢そうだな｣
ymmt｢え！庭にも出れるの！行きたい！｣
宮殿内を探索した後、広い庭に出てみる事に。
噴水やら植物やらが綺麗に整えられていて感動した。
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その後も私達は色々な観光名所に行った。
エッフェル塔やルーブル美術館はもちろん、シャルトル大聖堂やモンマルトルの丘など旅行としては充実。
１つ大変だったのが伊沢さんが極端に高い所に行こうとしなかった為、凱旋門に登れなかったこと。
凱旋門から見る景色、絶対綺麗だっただろうなぁ。
約4日間の社員旅行はあっという間に終わってしまい、現在は帰りの便。
隣では林さんが機内食を頬張っていた。
｢美味しいですか？｣
hys｢うん、凄く。Aこれ選んでないでしょ？食べる？｣
そう言って私の目の前に美味しそうな牛肉を差し出してくる林さん。
お言葉に甘えて食べさせてもらった。
｢ん！美味しい！｣
hys｢でしょ〜｣
共感してもらったのが嬉しかったのかご満悦な林さん。
…可愛い。
｢あ、じゃあ私のペンネグラタンもあげますね｣
お返しに、と思って林さんの前にペンネを差し出す。
hys｢…｣
｢？｣
ペンネを見つめたまま動かない林さん。
もしかしてペンネ嫌いだったりしたかな…
｢林さん…？｣
hys｢あぁ…ごめん。ちょっと嬉しくて｣
少し顔が赤くなった林さんがパクッとペンネを頬張る。
…そんなにペンネが好きだったのかな？(鈍感)
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作者名：＿｡香織 | 作成日時：2021年1月20日 23時
