【Q K】裏顔《all》 ② (ページ46)

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｢お先失礼しまし…何してるんですか｣

ymmt｢あ！Aおいで！一緒に食べよ！｣

お風呂から上がって湿った髪を乾かしながら戻るとテーブルの上に広がるおつまみとお酒。

何処から調達してきたか分からないけど、その光景を見ると小腹は空く。

｢じゃあ貰おうかな｣

山本さんからお酒を受け取り皆の輪に入る。

fkr｢Aもお酒飲めるようになったんだねぇ｣

ymmt｢初めて会った時はこんなに小さかったのに｣

ymgm｢高校生のA見てないから分からないけど｣

ini｢じゃあ俺が一番昔の姿見てますね…ってA髪濡れてるから｣

｢うん、まだ乾かしてない｣

ini｢うん、じゃなくて…ほらこっちおいで｣

気付いたら乾は片手に櫛とドライヤーを持っていて｢ここ｣という目付きでベッドを叩いている。

お、乾かしてくれるやつ…？

おつまみとお酒を片手に乾の側に座るとﾌﾞｫｫｫｫと温かい風が吹く。

ymmt｢えぇ～ずるい！僕もやりたい！｣

fkr｢ここは小さい頃やってあげてた俺がやるべきでしょ｣

ymgm｢いや僕も案外上手いから…｣

ini｢やり出したの俺なんで｣

なんかまた言い合ってるけどお酒が美味しすぎてそれどころじゃない(おい)

心地よくて眠くなる…

ini｢はい終わった｣

｢ん、ありがと｣

寝る一歩寸前で終わり、重い瞼を擦りながら皆がいるテーブルへ戻る。

fkr｢あれ？A眠い？｣

｢ん、ちょっと…｣

ymmt｢今日沢山歩いたしハードスケジュールだったもんねぇ｣

fkr｢俺らに付き合わなくてもいいから寝てもいいよ｣

｢でもせっかく用意してくれたのに…私だけ先に寝ちゃうのは｣

ymgm｢ええから寝な｣

山上さんに少し支えられながら無事ベッドに到着。

ymgm｢無理せん事、お兄さん方が怒んで？｣

｢はぁーい…｣

山上さんに残りのお酒を託して横になる。

明日はもっと楽しめる1日になりますように。