【Q K】裏顔《all》 ② (ページ33)

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wtnb side

まさかと思って急いでベッドから飛び起き、隣の病室へ向かう。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

『！？ …林さん？どうしてこんな遅くに』

wtnb｢貴女が危険なんですっ、ベッドの陰に隠れられますか？｣

『まさか、貴方もあの看護師さんと同じ…』

wtnb｢殺し屋です｣

今は話している時じゃない。

動きづらいかもだけどベッドの陰に隠れさせて、最悪俺が仕留めるしかない。

この間のお見舞いで皆に内緒で山本さんに銃持ってきて貰ったの我ながらナイスだったわ。

wtnb｢手伝いますから｣

『ごめんなさい…ありがとうございます』

奥さんの手を取ってゆっくりと起き上がらせてからベッドの陰に…

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

wtnb｢！？｣

ﾀｰｹﾞｯﾄ『！？誰だ？』

くそっ…来るの早すぎだろ。

こうなったら時間稼ぎしかなさそうだ。

奥さんの肩を抱いて奴に銃を向ける。

ﾀｰｹﾞｯﾄ『な、なんの真似だ』

wtnb｢こっちの台詞だよ、悪人｣

銃を初めて見たんだろう、震えが止まらない奥さん。

｢大丈夫、撃たないですから｣と小声で伝えたけど、撃たないかどうかはまだ分からない。

さすがにここで撃つと犯行どころか僕らの正体までバレてしまう。

ﾀｰｹﾞｯﾄ『は、離せ！俺の妻だぞ！！』

wtnb｢何夫気取りしてんの？｣

wtnb｢少なくとも俺の方が彼女の事幸せに出来るよ｣

ｶﾞﾝｯ

その瞬間奴が倒れた。

その後ろには

izw｢悪ぃ、遅れた｣