【Q K】裏顔《all》 ② (ページ4)

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ymmt side

Aに伝えるのは苦しかった。

僕だったらこんな事伝えられたら正気でいられない。

izw｢明日の夜中、この2人を始末しに行かなきゃならない｣

そうAに伝えたら、長いこと下を向いていた顔が上がった。

｢私も…行きたい｣

wtnb｢えっ？｣

予想外の答えに全員が度肝を抜かれる。

けどAだけは真っ直ぐパソコンの画面を捉えていて

｢私がもっと大人だったら、皆に依頼していたかもしれない｣

｢私を連れて行ってください｣

sgi｢…｣

izw｢…ならトドメはAがやってくれ｣

｢えっ…｣

wtnb｢何言ってんの！Aはまだ高校生なのにっ｣

ymmt｢そうだよ…！｣

高校生でこの世界に入るなんて早すぎる。

どんな危険が待ち受けているか分からないし、まずスキルすらないのに…

izw｢この世界に踏み入れるにはこのくらいの覚悟が必要だろ｣

kwkm｢伊沢さん、流石に｣

fkr｢高校生には荷が重すぎるよ｣

kwmr｢伊沢、考え直して｣
｢分かりました｣

｢私がトドメを刺します｣

皆が伊沢さんを説得している間にAの声がスっと通る。

＿＿＿＿＿＿この日からAは"裏の顔"を持つようになった。