Avntis Eiji 2

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皆で掃除をして撮影する前より綺麗になったアバハウス。


なんか、それぞれ達成感に浸っているところで私たちの動画を撮ることに。



「ねぇりっくん、何作るの？」


リクヲ「まだ秘密ー」



りっくんの後ろに付いていきながら聞くけど教えてくれる様子はなし。



リクヲ「A、いつまで付いてくるつもり？」


「りっくんが教えてくれるまで！」


リクヲ「カメラ回すまで言わないから先に座ってなさい」



私の肩を掴んでソファーに座らせるりっくん。


そこがちょうど陸くんの隣。


えーっと……気まずい……


えいちゃんをちらっと見るとカメラをセットするのに必死。


こっちは見て……くれないか。



りく「緊張してます？」



ふと隣の陸くんがいつものように声を掛けてきた。


そんな陸くんは緊張しているようには見えなくて驚き。



「そりゃ、あの後だし……」


りく「いつものAさんでいてくださいよ」



「俺はもう大丈夫ですから」とカメラをセットしているえいちゃんを見つめる陸くん。


その眼差しはやっぱり切なそうに見えた。



「うん……頑張るね」



陸くんにそう告げた後、皆がカメラの前に座り自己紹介が始まった。

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