# 76 ページ26
エイジside
Aが俺の彼女_____
そんなことを思うと嬉しさと同時に罪悪感が出てくる。
俺、ツリメにどんな顔をしてこの事を話そう。
俺はずっとツリメのことばっかり気にしていた。
昔から一緒にいる仲間だからこそ失いたくないし、ちゃんとしといた方がいいと思う。
「さっきから何真剣な顔してんの? 笑」
そう言って肩を叩いてきたのは俺の彼女、A。
やっぱり今の状況を思い出すと顔が緩んでしまう。
エイジ「いや、なんでもない」
「なんだよー 笑」
付き合い始めてから1時間後、Aの態度はどんどん彼女っぽくなってきた。
きっとあっち側も安心したんだろうな。
ツリメは結局Aに告白したんだろうか。
もし、してたらAは断ったのかな。
いや、断ってなかったら俺と付き合ってないか。
「私ね、ツリメに告白されたの」
隣の椅子に座ってきたAはゆっくり話始めた。
いつもの喋り方じゃなくて、少し寂しそうに聞こえた。
……俺だけかな。
「実は、返事はしてないの」
「だから、えいちゃんと付き合った報告をするときに一緒に伝えようと思って……!」
俺の目をしっかり見てそう答えるA。
ちゃんと考えてくれてるんだなと改めて嬉しい気持ちに浸った。
エイジ「それがいいと思う、帰ったら伝えよう」
「うん…!」
俺たちはそう会話をするとショッピングタイム 後半戦を始めた。
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_。香織(プロフ) - まよねいずさん» 読んでくださってる皆様のお陰ですよ!! これからも楽しく読んでもらえると嬉しいです(*^^*) (2017年5月27日 7時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
まよねいず - ついこないだ続編に入ったのに、もう100話越しちゃいましたね!!いつも楽しく読ませてもらってます!これからも更新がんばって下さい〜!! (2017年5月25日 21時) (レス) id: c67efeb9a4 (このIDを非表示/違反報告)
_。香織(プロフ) - りすさん» ツリメくん=優しいイメージしかないですよね…! (2017年5月9日 7時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
_。香織(プロフ) - 来桜さん» うわー!楽しみにしててください!! (2017年5月9日 7時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
りす - ツリメ君優しすぎる泣 (2017年5月8日 22時) (レス) id: 0206bd0482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:_。香織 | 作成日時:2017年4月26日 7時