Avntis Eiji 2

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そらちぃside

ピンポーン



そらちぃ「あれ、えいちゃん鍵持ってるよね…？」



えいちゃんが雨に気付いてAを迎えに行ってしばらくしたあと、チャイムがなった。


確か、えいちゃん鍵持っていったはず。


インターホンのカメラを見てみるとAを抱えたえいちゃん。


俺は急いで扉を開けた。



リクヲ「え！？どうしたの…！？」



タオルを持ったりっくんが2人に駆け寄る。


えいちゃんもAもずぶ濡れ。


いや、Aが辛そうな顔をしているのが見えた。



エイジ「風呂…Aを風呂に入れて…」


ツリメ「え、でも女の子を…」


エイジ「服、着せたまま…とにかく暖かくして」



タオルで頭を拭きながらえいちゃんは皆に指示を出す。


そんなえいちゃんの顔は少し焦っていた。


そりゃそうか、メンバーが危険だもんな。


いや、でもあんな顔するかな普通。



リクヲ「そら！Aをお風呂に入れて…！」



「僕は温かいもの作り直す…！」とりっくんは台所に走っていく。


俺はAを抱えたツリメと一緒に風呂場へ向かった。

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