)** dama れむりん様リクエスト ページ17
「何…あれ…」
大学からの帰り道。
ふと見覚えある後ろ姿と知らない女の人が一緒に歩いていた。
あれは……ダーマだ。
私の…彼氏…
「えっ……う、浮気……?」
急に血の気がサーっと引いていくのを感じた。
誰かに話を聞いてもらわないと、私の精神、おかしくなりそう。
私は急いで幼馴染みのモトキに電話を掛けた。
モトキ『あれー?Aじゃん、珍しいね』
「モトキ……どうしよう」
モトキ『どうしたの?』
「ダーマ、浮気してた…」
そうモトキに告げると一瞬 沈黙が流れた。
先にこの空気を壊したのはモトキだった。
モトキ『そっか…ダーマはそんなことしないと思ってたんだけどね』
「私も……そう思ってた……」
なんかもう悲しくなって、でも道端で泣く訳にもいかなくて。
変な気持ちで道端でモトキと電話をしていた。
すると
『何、知らないうちに男と話してんの』
聞き覚えのある声と共に私の手にあった携帯がスルッと取られた。
「えっあっちょっと…!」
後ろを振り向くと
「ダーマ…」
ダーマ「あ、モトキ? 俺のA、取ろうとするなよ」
ダーマは私の携帯の向こう側にいるモトキにそう話すと
ブチッと電話を切った。
ダーマ「何話してたの」
「ダーマ……浮気してた……って」
ダーマ「は?」
「だって、女の人と歩いてたじゃん…!」
思い切ってダーマに打ち明けるとダーマの顔はみるみるうちににやけていった。
「何、笑ってんの」
ダーマ「いや、あれ俺の姉ちゃん」
え、お姉さん……?
ダーマ「Aも嫉妬なんかするんだな 笑」
「うっ……うるさいっ!///」
恥ずかしい思いしたけど、疑い晴れたし、いっか。
)** silk kanon様リクエスト→←)** motoki ユナ様リクエスト
229人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
_。香織(プロフ) - ハイルさん» よかったです(^^)ありがとうございます(^^) (2017年10月8日 11時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
ハイル(プロフ) - リクエスト応えてくださってありがとうございます!和みました…!!これからも頑張って下さい!! (2017年10月8日 11時) (レス) id: 134e8a9182 (このIDを非表示/違反報告)
_。香織(プロフ) - たちょらーさん» リクエストありがとうございます! シルクくんで了解です(^^) (2017年10月5日 7時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
たちょらー(プロフ) - シルクさんで、日常的な感じでほのぼの、のんびりしてるお話をリクエストしてもいいですか? (2017年10月4日 12時) (レス) id: f9c589a444 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - _。香織さん» はい!お願いします(o^^o) (2017年9月30日 19時) (レス) id: 5acf77fbb5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:_。香織 | 作成日時:2017年3月14日 18時