クズが34人 ページ36
NOside…
『つーわけで校長せんせー、俺の個性の使用…許可してくんないかなぁ？』
校長室に俺の間抜けなテンションの声が響く。
だがその内容は至って真面目なものだった。
「……君の個性は他人に絶対に害があるものだ。
それは君自身も知っているね？僕も簡単に頷くわけにはいかないのさ」
『知ってるよ〜、まぁ俺は別にこのままでもいいけどさぁ……俺がこのままの状態で困ることになんのは俺じゃなくてアンタら雄英だろ？』
校長の表情は至って真剣なのに対して、
吸気Aは冷静そのもの、むしろこの状況を楽しんでいるようだった
『だって正直な話、俺を助けて生徒達を犠牲にするか、生徒達を助けて俺が死ぬかってことだもんね〜
囚人か生徒……どっちを助けるにも雄英の信用落ちるどころじゃないもんなぁ』
吸気Aは根津校長に脅しめいた口調で話をした。しかし校長は微動だにせず陽気に口を開いた。
「吸気くん、なにも僕らは君に死んでほしいなんて思っていないさ、もちろん生徒達も大事だ、
だから君が言う方法で助かるなら僕らも協力するよ！」
『……あっそ、んじゃよろしくね、校長せんせー』
吸気Aは一瞬つまらなそうな顔をしたが、
すぐにいつものような笑顔になり、根津校長に手を振って上機嫌で校長室を出ていった。
『食えないネズミだよなァ……』
＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿
『あ″〜生き返るぅ〜』
久しぶりでもないけど、やっぱり草花の命も捨てたもんじゃないな！雑草とか生命力凄まじいし
俺の足元からみるみる草花が枯れていく。
傍から見れば俺ってヤバいやつなんだろうか…
まぁ気にしないけどな！
『ん、ん〜？そろそろ全部戻ったかな？』
思いっきり自分の腕をつねると、
くっそ痛かった……っ(泣)
思えば確認する方法は他にもあったと思う(←バカ)
「Hey!!Aじゃねーか！いつもより元気そうだな！イレイザーが呼んでたぜ！」
『ん、りょーかい。マイク先生！』
もうすぐ体育祭だなぁ、先生(仮)として
特等席でヒーロー科が頑張るのを見とくか…！
『はぁ!?なんで俺が実況席に行っちゃダメなんだよ！俺のイケボで客も生徒もベタ惚れだろーが‼』
「お前自分の立場わかって言ってるのか？
お前の存在は世間ではヴィラン同然なんだぞ」
実況席の確保ならず……
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夜鬼 - 本当ですか!?そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます!!死柄木は私も大好きなので、これからも活躍させたいと思っています！ (2019年4月8日 16時) (
レス) id: 1cd7e104c4 (このIDを非表示/違反報告)
清花 - さいきん死柄木推しになってきたわいにはご褒美。これで学校頑張れますわ！あとこの小説クソ好きですもう大好き。 (2019年4月8日 1時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
清花 - さいきん死柄木推しになってきたわいにはご褒美。これで学校頑張れますわ！あとこの小説クソ好きですもう大好き。 (2019年4月8日 1時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜鬼 - ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月15日 19時) (レス) id: ab3c53064d (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 面白いです続き楽しみにしてます！ (2019年3月15日 17時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜鬼 | 作成日時：2019年3月9日 15時
