クズが32人 ページ34
緑谷の家に相澤さんとオールマイトが迎えに来て、緑谷のお母さんにもきちんと説明をした。
まぁその間相澤さんは無言でクソ怖かったけどね…
家に戻ると相澤さんは若干呆れ顔で俺を見た。
『え、えーっと…あ、前半は1万まで勝ってたよ！』
「そういうことを怒ってねぇよ…つーかなんでそこでやめなかったんだよ…」
ん？じゃあなにを怒ってんの？
あ、さては俺と緑谷が密会してて妬いた？
「妬いてない。それ以前に生徒に手を出すなって言っただろ。話を聞け」
『えっ、また声に出てた？』
嘘だろ、クセは治したはずなのに…！
「いや、顔が言ってる。お前分かりやすいからな
……緑谷に何か用でもあったのか」
『いや？俺は得になかったよ。緑谷はあったみたいだけどね〜 まぁ退屈はしなかったかな』
相澤さんは深くため息をつくと、近くのソファーに腰掛け、隣の空いたところを叩いた。
座れってことか？
俺は相澤さんの隣に腰を下ろした。
「お前にいくつか聞きたいことがある。
…緑谷との話も含めてな。」
『えー、警察の事情聴取でさんざんそういうこと言ってんだけど？』
もうしつこくって本当にウザかったわー
5年前に別れた彼氏の今の住所(アジト)なんか知るか!
「A、お前今どのくらい感覚が残ってる？」
『……なーんだ。やっぱりバレてんのな』
まぁあんだけ派手に動けばこうなるか…
『今は…味覚と痛覚……嗅覚も消えかかってる。
体も正直クソだりーんだよね』
緑谷のお母さんのご飯も味分かんなかった…
味がしない飯って不味く感じるらしいけど本当だわ
「……それはお前の個性に関係するらしいな。
牢獄でも囚人と看守の生気を吸い取り続けてたんだろ」
『あはは…そうだよー。牢獄の周りって草花もないから人間から取るしかないじゃん？…
USJの時は敵の生気を吸い取ってたけど、ほとんど相澤さんを治すために使っちゃったからね〜』
自分の生命活動を保つために他から生気を吸い続けないといけない。
けどさすがに5年間は長いから少しズルをしちゃった
自分の成長に使う生気を命の糧にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜鬼 - 本当ですか!?そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます!!死柄木は私も大好きなので、これからも活躍させたいと思っています！ (2019年4月8日 16時) (
レス) id: 1cd7e104c4 (このIDを非表示/違反報告)
清花 - さいきん死柄木推しになってきたわいにはご褒美。これで学校頑張れますわ！あとこの小説クソ好きですもう大好き。 (2019年4月8日 1時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
清花 - さいきん死柄木推しになってきたわいにはご褒美。これで学校頑張れますわ！あとこの小説クソ好きですもう大好き。 (2019年4月8日 1時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜鬼 - ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月15日 19時) (レス) id: ab3c53064d (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 面白いです続き楽しみにしてます！ (2019年3月15日 17時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜鬼 | 作成日時：2019年3月9日 15時
