90 ページ10
JN side
帰りながら考えるのは
あの紙きれの内容のこと
正直、このことは俺だけじゃなんともできない
知らないふりを、しようと思ってた
でも出来ないや
俺１人じゃ解決出来ないこともあるから
JN「ただいま、」
宿舎のリビングに入ればそこに居たのはナムジュナだけで
NJ「あ、ジンヒョン。おかえりなさい………どうかしたんですか?」
JN「悪いナムジュナ…ユンギとジミナ、あとジョングガに俺の部屋に来るように言っといてくれる?」
NJ「?分かりました、」
それだけ言うと先に部屋に戻った
部屋に入ってベッドに寝転ぶ
JN「………"昨日はありがとう"、か」
ポケットに突っ込んだクシャクシャの紙を広げながら読んでみる
書いてあるのは
"昨日はありがとう!いつでも連絡してね、私待ってるから"
なんて内容と相手の連絡先が書かれていた
Aちゃんが気づいてるかは分からないけど
テヒョンの上着から香ったあいつのではない香水
これだけでも、ある程度は察しがつく
信じたくないな……こんなこと
メンバーが、弟が………
ｺﾝｺﾝ
YG「ヒョン、入りますよ」
扉が開くと3人とも揃っていて
JN「適当に座って……話があるんだ、」
そう言えば皆
何かを察したような
苦しそうな顔をした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 305人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
