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YG side
YG「お釣り要りません!!」
それだけ告げて急いでタクシーから降りる
もしもの時にとAから預かっていた鍵を使って部屋の中に入る
頼む、間に合って…
JM「Aちゃん!!起きて、起きて!」
「………ぁ、」
リビングに行けばソファの側で倒れていたA
意識はなかったみたいだけど、少なからず戻ってきてるみたいだ…
そうだ、薬ｯ…
YG「おいA!!薬飲めるか!!」
水と薬を持ってAに問いかけるが
目をうっすら開けたままで返事は聞こえない
ｯクソ…
JM「ｯヒョン!何やって、」
「ｯ………ん、」
自分の口に水と薬含んで
そのままAに口移す
悪いジミナ……これしか方法がなかった、
JM「………落ち着きましたね、」
YG「、あぁ」
無事に薬を飲んだAは目を閉じて眠っていた
よかった、間に合って………
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
YG「はい、」
《っユンギ!!間に合ったか!?》
YG「薬も飲ませましたし、間に合ったと思います」
そう言えば"よかった…"なんて優しい声で言うジンヒョン
ジョングガも落ち着いたみたい、そう付け加えて
JM「ヒョン、今日は泊まりましょう。このまま放って置くなんてできません…」
YG「そうだな。ヒョン、今日俺たちAの家に泊まります」
《分かった、明日も仕事あるからそれだけは忘れないでね。じゃあね》
終わった通話画面をしばし眺めて電源をきる
YG「…………………」
そっとAの頭を撫でる
…残酷だよな、こんなのって
テヒョンのこと
誰よりも想って
誰よりも愛して
なのに……、あいつはｯ
YG「………守ってやれよｯ、テヒョン…」
JM「、ヒョン…………」
1度愛した女なら
どんな理由があっても守って見せろよｯ
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