す き す き 、 だ ー い す き【呪術廻戦】

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「お先どーぞ？笑」


「…うん」









試合が始まり、悟がAを煽る

悟も相変わらずだな、Aは大して気にしてないみたいだけど。さてどうなるか、正直全く予想できない。悟は強い、けどそれと同じくAも強いだろう。

あの時見た大穴、未だに忘れられないね…









「ま、俺が勝つのは目に見え」


「陰(ｲﾝ)」


「…は？」


「ｯ！…消えたね」


「あぁ、見えなかったな」









何処に消えたんだ？

見渡してもAの姿は見つからない、悟も困惑してるみたいだ。ここはグラウンド、周りにすぐ隠れられそうな所はない、瞬きをした隙になんて…相当足が速くないと無理だ。

本当に何処へ行ったんだ…









「爆(ﾊﾞｸ)」


「ｯ後ろかよ！」


「…動けると厄介。封(ﾌｳ)」


「あっぶね…！手加減とか言ってらんねぇ」


「うーん、疲れた」









悟の背後を取っただけじゃない

殴る蹴るの攻撃も、蝶の様にふわりと避けていく。やる気をあげた悟と違って、Aはもう眠そう。自分から止めるとか言ったら悟騒ぎそうだな…決着だけはつけて欲しいね。

なんて思っていると、徐にしゃがみだすA









「…壊(ｶｲ)」


「ハハッ、Aヤバすぎ」


「悟の攻撃が一つも入らないとはね」


「クッソ、何処いっ…だｯ！」


「両膝地面ついた、私の勝ちー」









壊れた地面から逃げる様にジャンプした悟

そのまま背中を扇子で1発、地面に叩き落とされた。膝どころか顔面からいってるよね、あれ…悟無事か？流石に落とされる寸前で無限使うか、悟だもんな

…それで無くても大分やられてるけど









「すぐゆ、ぎゅーとヨスヨス」


「…強いねA」


「これですぐるも守れるよ、すぐるすき」


「あ"ー、いつか絶対見返す…」









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