す き す き 、 だ ー い す き【呪術廻戦】

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「体術やだ」









すぐるにしがみつきながら文句を言う

体術ってする意味ありますか、もう任務ちゃんと行けてるし良くない？しょーこ見学だし、相手すぐるかさとるしか居ないじゃん。無理でしょ、この2人と体術組むのは。

私もしょーこと見学したい









「Aひょろっひょろだもんな〜、ボロボロになる未来しか見えねぇわ笑」


「華奢って言って」


「悟、人は見かけによらないって言うだろ？私も良く分からなかったけど、Aは結構強いタイプだと思う」


「はぁ？詳しく言えよ、詳しく」


「だから、私も良く分からなかったんだ。この間の任務で一瞬見ただけなんだよ」









顔を近づけて言い合いする2人

えぇ、なんで私の強さで喧嘩しちゃうの…あれ？そう言えば私、皆に術式の説明とかしてないっけ。等級とか言った記憶ないぞ…おっと？これは私が説明したら解決するやつかな？

…あ、先生の指導受けてるわ、解決した









「A、悟達に何も言ってないのか」


「んー、言った気でいた」


「はぁ…時間やるから"しっかり"説明しろ」


「…はーい」









私まで指導受けるのは嫌だからね、ちゃんとする









「蒼井 A、17歳、好きな人はすぐる。術式は五種扇法術(いつくさせんぼうじゅつ)、五種類の扇子使って戦う感じです。よし、言えた」


「おい、等級忘れてんぞ」


「あ、そっか。等級は特級です、今度こそ終わった」









私にしては珍しくよく喋った

もう凄いね、なんて説明したらいいか分かんなかった。日本語も喋れなくなったら私困るよ、すぐるに愛伝えられない、これからは人形相手に特訓でもしようかな。

いやその前に頑張ったご褒美、すぐるに頭を撫でて貰わなきゃ









「「…特級ぅ！？」」


「さとるとすぐる声大きい…」









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