す き す き 、 だ ー い す き【呪術廻戦】

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「蒼井 Aです、さっきはごめんなさい」









ぺこりと頭を下げて謝る

会っていきなり"すきです"なんて怪しいにも程がある、しかも気づいたら手まで握ってた。純粋にやばい、第一印象最悪だよ。これからどう仲良くなればいいのかさっぱり分からない。

会うたびに避けられたらどうしよう









「気にしていないよ。私は夏油 傑、よろしくねA」


「私は家入 硝子、好きに呼んでいーよ」


「じゃあす…夏油くん、しょーこって呼ぶね」


「ははっ、傑で構わないよ」


「ほんと！？じゃあすぐるって呼ぶ！」









名前で呼んでもいいみたいだし、避けられる事はなさそう

よかった、けど気にしてないよっていうのは軽くショック。まぁいっか、これから伝えてけばいいし。何とかなりそうな気がしてきた、すぐる万歳、心広い。

…それより問題なのはあの人だよね









「おいチビ、俺に挨拶はねぇのかよ」


「…チビじゃない、それに自己紹介ならさっきした」


「悟、人に尋ねるなら先ずは自分から言わなきゃ」


「常識だな」


「はぁ？なんでわざわざ俺から言わなきゃいけねぇんだよ」


「…すぐる、私この人と仲良くできない気がする」









仲良くできたら奇跡だよ

ほんと宴開くしかない









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