呪詛師じゃなくて殺人鬼【呪術廻戦】

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七「私に話したら、不都合でもあるんですか」


「ちがｯ…確かに私は、ここに来ました。助けを呼ぶ声と、呪霊の気配を感じたので…急いで駆けつけたんですけど、もう遅かったんです…」


七「…此処がこの様になったのはたった数時間前。私が迎えに行った時、君はいつも通りでしたよね？」


「〜ｯバカな私じゃないと！頭の可笑しいｯ…イカれた私じゃないとｯ…私は私自身を保てないんですよｯ！」









ごめんなさい、めっちゃ嘘しかついてない

ていうかあのツギハギ！性格悪すぎ！
わざわざ死んだ人間を改造して残穢残すとか…

私ちょ〜っとお遊びしてただけじゃんね！？









「私は呪術師になるつもり無かったんです、普通の高校に行って…普通に、暮らしたかったｯ！才能なんて知りません…ｯ！私は呪霊が心底怖いんですよｯ…関わりたく、無かったのに…」


七「…どうやら私の早とちりだった様ですね、すみません。手荒な真似をしました、立てますか？」


「すみませｯ…腰抜けちゃったみたい、です」


七「部屋まで送ります、乗ってください」









私の前で屈んだななみん

まさかおんぶされるなんて！腰抜けてないのに！
でもまぁうまく騙せたみたいだからよかった〜

部屋に着くまではひよこちゃんアピールしとこっと









私はななみんの背中で

ひたすらに泣く"フリ"を続けた









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