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「はぁ？なにそれ最ｯ低、早く別れるべきよ！」
ガシッと掴まれ揺らされる肩
飲み込んだ食べ物が胃を這ってきそうになる
やめて欲しい、吐くのは個人的に凄くトラウマなんだ
グッと堪えて水を飲み、吐き気を抑え込む
「ちょ、落ち着けって釘崎！」
「大体、浮気相手優先して追いかけてこないっていうのがダメ。普通恋人優先だろ、恋人」
「あー、ね」
確かに、傑が私を追いかけてきた事は一度も無かった
浮気現場を見かけた時は何時も目が合ってた、それはもう不自然なくらい。毎回その日は家に帰ると、内容が空っぽの言い訳を聞かされ愛を囁かれてたっけ。最初の1、2回目ぐらいしか真面目に聞いてなかったからもう覚えてないや。
…多分今回も家に帰ったらそうなるんだろうな
「なになに恋バナ〜？僕も混ぜて！」
「わっ、五条先生！？」
「っどこから湧いたのよ！」
「面倒なのが来た…」
「ちょっと恵！？」
まぁ、どうせ今日は帰らないけど
五条の胸ぐらを掴みながら、さっきまで私にしてたみたいに激しく揺らす野薔薇。見てるだけでも吐きそうだから早めに止めてあげて欲しい。
あはは〜、なんて呑気に笑う五条に野薔薇が言った
「ちょっと先生の親友どうにかなんないの！？A先生っていう恋人がいるのに他の女抱くとか、どうかしてるわよホント！」
「待っ、野薔薇！五条の前でその話はｯ」
五条から笑顔がスッと消えた
ほんの一瞬だが凍りついた空気に、悠仁達はもちろん、私も身体が震え上がり強張った。やらかしたと顔を青くする野薔薇の肩をポン、と叩いた五条。
その顔はいつも通りのウザすぎる笑顔
「野薔薇〜、女の子が抱くとか簡単に言っちゃダメでしょ？もっと恥じらい持たなきゃ！」
「き、気をつけるわ…」
「…私、お会計してくる」
「はいはーい、んじゃ先に外出てよっか」
後でゆっくりお話しようか
耳元で言われたその言葉に面倒くさいと感じるのは
相手が他の誰でもない、五条悟だからだろう
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時雨 - めっちゃ好きなお話です！こういう読者側が考察できるお話、めっちゃグッとくる！！ (7月8日 18時) (
レス) id: 2f5eac8809 (このIDを非表示/違反報告)
あ - どういう意味なの？なんで五条じゃダメなの？なんでさっさと別れとかないの？小説書くなら最後まで分かるようにしたほうがいいですよ (2022年8月1日 4時) (レス) @page19 id: c00755ba92 (このIDを非表示/違反報告)
夜風@常に眠い(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます！好きと言って頂けて嬉しいです…最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: 9708a22072 (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - ゥッッッッッ好き (2022年3月23日 7時) (レス) @page21 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
みな - 何この話…結局なにがしたかったんだ？意味わからない (2022年2月17日 7時) (レス) @page21 id: dc66df0946 (このIDを非表示/違反報告)
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