彼 氏 は テ ヒ ョ ン く ん 。

不思議8 ページ8

TH side









それはまぁ、本当に突然だった









「ね、テテくん」



TH「なーに?」



「私明日から日本に行ってくるね!」



TH「ﾌﾞｯ!……に、日本!?」



「や、汚い…拭くもの〜」









そりゃもう驚きすぎて飲んでたコーラを吹き出しちゃったよ。え、それって今日に言っても良いことなの?俺はダメだと思うよ、心臓に悪いもんね!


てか、日本…?









TH「なんで行くの?」



「んー、旅行?」



TH「誰と?」



「ぐーちゃん!…あ、」









ははぁん…あの筋肉兎め

でもここで何かアクション起こしてもつまらないよね…よし、









TH「いいな〜!俺も行きたかったけど、たまには楽しんでおいで!!」



「え、あ…うん」



TH「あ、何時の便でいくの?」



「朝の7時52分……」



TH「はやっ笑 そだ、ちょっとコンビニ行ってくる〜」



「行ってらっしゃい…?」









んふふ、不思議がってるよ…笑
俺がこんなすんなりいかせると思う?しかもマンネとふたりきりなんて…

まだまだ爪が甘いよ、A!









《…どしたー》



TH「おー、ジミナー。明日ちょっと出掛けるの付き合ってくれない?」



《何時〜》



TH「7時に宿舎前で!」



《分かった〜、遅刻すんなよ?笑》



TH「分かってるよ笑 じゃあまた明日〜」



《んー》









電話でジミナに明日出掛けようと誘う

そして、Aたちよりも少し早い飛行機のチケットを二枚とる









TH「ふっ、待っててよね…!」









.

不思議9→←不思議7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す