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.*…
ema side
レウウィスの手に握られた鎖と、真っ黒な何かを首に付けたAを見て再開の喜びより痛みが勝った。
何で…？何でそんなことするの？
自分のされていることが当然かの様に振る舞うAを見て悲しくなった。
それに、私には解る____
Aは変わってしまった。
雰囲気や顔つきが昔のAと変わっていた。別人のようになっていた。
まるで姿はAなのに、全く違う別人と心を入れ換えたみたいな_____
優しかった瞳も、
幸せそうだった雰囲気も、
家族を愛してたAも、
もう見れないの__？
どこかに消えたのだろうか____
あの優しい目が、何をしたらこんなに敵意のある、あたかも睨むような吊上がった目付きになるんだろう。
何が彼女をここまで変えてしまったんだろう___
この瞳で何を見て来たのだろう___
どんな景色が彼女を追い込んだんだろう____
私には解らない。分かるけど解らない。
あの頃の…、私が知ってるAじゃない。
それが怖くてAの体温を確かめるように抱きついた。
もう大丈夫、怖かったよね、辛かったよね____
安心していいんだよ、吐き出していいんだよ____
私もレイも…、きっとノーマンだって、
どんなAでも受け入れる。こんな姿を見たら悲しくなるんだよ。痛いんだよ。
家族が、私達が、ここが_____
貴方の帰る場所なんだよ。
暖かくて、優しくて安心できて____
「お帰り、A」
「それと___」
おやすみ_____
自然と涙が頬に伝った。けどそれは私のもの。
Aは…、
無表情だった_______________
.
「さて、10分……、そろそろだが」
「君の仲間は一人も現れないね、エマ」
「でもあなたの仲間も誰一人現れてないよ」
レウウィスの言葉に私はハｯと森の方を振り返った。
『皆はもうこの世にはいまい』
その言葉が表す意味は…
「っ……」
ノウス、ノウマ…
するとその考えを邪魔するかのように私達の背後を取ったレウウィス。
え。いつの間！？
「実に天晴れだ！！」
「君達は兎でありながら虎を斃したのだ。素晴らしい。それでこそ “人間” だ。一抹の寂しさも掻き消えるよ！！」
「だからあとは何人残るか」
「現状君一人に見えるがね。何人か辿り着いてくれるかな」
「それともみんな死んでこのまま君達二人かな？」
「………」
.
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カルビ(プロフ) - 薙(nagi)さん» あ、え…！！？生きてくださいー！！(笑)私もレウウィス大公強いし考えが結構おかしいところも好きです！かなりサイコパスなとことか…。読んでくださりありがとうございます！！ (2019年4月14日 23時) (
レス) id: 36c4c5cb96 (このIDを非表示/違反報告)
薙(nagi) - リウウィス卿が推しの私にこれはあかん………駄目だ…心臓がもた…な………(絶命 (2019年4月14日 22時) (レス) id: ea3376027d (このIDを非表示/違反報告)
カルビ(プロフ) - ろろさん» すみません！分かりやすく出来るよう努力します！！理解できてよかったです！私も語彙力高めないとですね…(泣)ありがとうございますぬ(笑)頑張ります (2019年4月6日 23時) (レス) id: 36c4c5cb96 (このIDを非表示/違反報告)
ろろ(プロフ) - 馬鹿な私は語彙力もなければ、理解力もないので難しかったです←失礼もう一回読み直したら分かりました。おもしろいですぬ←ぬってなんやねんがんばってね (2019年4月6日 22時) (レス) id: 8d62b8c277 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ(プロフ) - スターフォロワーさん» そう言ってもらえて、とっても嬉しいです！！はい、ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年4月4日 21時) (レス) id: 36c4c5cb96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルビ | 作成日時：2019年4月3日 19時
