賞味期限切れの子供は戦闘用に【約束のネバーランド】

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【ギャンブル】


私と向かい側にいる見知らぬ女性は顔を上げて、今だに回るスピードを落とさないルーレットを睨みつけていた。


止まった針が止まった先は、


私がナイフ


彼女が拳銃


だった。


その瞬間に彼女は片方の口角をつり上げて私を見下していた。


様子から見るに、彼女もベテランのようだ。


誇るように胸を張った彼女にイラついて、ナイフを握る手がわなわなと震えていた。


ナイフの柄を握り締め、始まりの鐘を待った。



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「貴方は私を見くびりすぎた。自分の武器が良くたって、優位に胡座をかいちゃ意味がない」



光に反射して輝くナイフを見つめて、息をしない彼女に冷たく言い放った。


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【生活観賞】



ある日、目が覚めると既にこの状態だった。


360°全面が透明なガラス状態。


寝ている間に何があったのか全く予想できない私は、かなり取り乱してガラスを叩いた。


鬼達は上品にも口元を手で隠して笑っているだけだった。


無駄だ。誰も助けてくれない。通じない。


そう感じた私は覚束無い足取りで再びベッドに入り、頭から毛布を被った。


また寝れば戻ってるはず。そう信じて瞼を閉じ、再び開いた時には同じ光景。


起き上がった私を鬼達は凝視していた。


本を読むにも、ご飯を食べるにも、お風呂に入るにも、排泄をするのにも、


どれも全て、鬼達の監視付きだった。


私の何を見ているのだろうか…。何がそんなに可笑しいのだろうか…。


嘲笑って見てるやつらを睨みつけ、私は再び3度目の睡眠に入った。









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作者がただ書きたかっただけです…。

Aちゃんが受けてた精神的苦痛は本当に度が超してますね…(汗)

今までのをまとめると…、
着せ替え人形、ペット、賭け駒、観戦用、接客、料理、生活的観賞、ですね…。

Oh…、自分で書いてて辛すぎる！！残酷だ！


お気に入り500人突破ありがとうございます！！


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